梅雨時に弱りがちな胃腸を丈夫にし、疲労を回復させ体力を補う爽やかな梅風味の一品。 梅雨のジメジメした湿気はカラダの中にも入り込み胃腸の働きを悪くさせます。 胃腸の働きが悪くなると胃もたれや食欲不振、下痢だけなく、頭やカラダが重だるい、疲れやすい、むくみやなどの不調の他、消化機能が落ち全身に必要なエネルギーが作れなくなり体力や代謝・免疫力が低下してしまいます。 健康維持・病気の予防のためにも、食事で美味しく胃腸のケアを。
胃腸を丈夫にする鶏むね肉に、消化がよく滋養効果のある長芋・玉ねぎに、水分代謝を良くするスナップえんどうを加えました。 塩麹と梅干しがさらに胃腸の調子を整えてくれます。 鶏むね肉はお刺身を切るように包丁を寝かしてそぎ切りすることと片栗粉でコーティングすることで、柔らかくしっとり仕上がります。 長芋は火を入れすぎるとトロトロになるので余り触らずにほっこり仕上げてください。 梅干しは塩分をみて調整してください。
鶏むね肉は皮を剥き、縦半分に切ってから繊維を断ち切るように1.5cmくらいの厚さに削ぎ切りし、食品袋に入れ塩麹大さじ1/2(分量外)を加え揉み込み空気を抜き15分以上置く。 スナップえんどうは硬めに塩茹でしておく。
新玉ねぎは繊維に沿って2cm幅のくし切り、長芋は皮をむき1.5cmの厚さのいちょう切りにする。
下ごしらえした鶏むね肉の食品袋に片栗粉大さじ1.5を足し、まんべんなく馴染ませる。
フライパンで米油を熱し(工程2)の鶏胸肉を中火で両面ソテーし一旦取り出す。
(工程3)のフライパンに長芋と新玉ねぎ入れ、軽く炒めてからかつお出汁と塩麹を加え蓋をして中火で数分煮つめる。
野菜に半分くらい火が通ったら(工程3)の鶏むね肉を加え、梅干しを散らし入れ再び蓋をして蒸し煮する。
全体に火が通ったら下茹でしたスナップエンドウを加え、最後に醤油少々で味を整えなじませる。
器に盛り粉山椒を振る。
412971
さらりごはん
旬菜料理家 ・中医薬膳指導士 ・薬膳セラピスト ・正食協会クッキングスクール 師範科修了 ・雑穀エキスパート ・調理師 「自然の旨みで健康&キレイHappyに!」をモットーに食材が持つの効き目【薬膳】と素材の旨みを最大限に活かす調理法【マクロビオティック】を取り入れた〝体に優しく、美味しく、無理なく続けられる〟お料理を提案。食事会、限定ランチ、レストランレシピ監修、料理講師、イベント、ケータリング等で活動中