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低カロリー、高たんぱく、そして安価な「鶏むね肉」 心配なのは火を入れすぎてパサつくこと...。このレシピでは湯せんで火を入れ、さらにひと手間を加えることで中はしっとり、外は香ばしく仕上げます。 ソースはオレンジとレモンを使った柑橘ソース。サラダにかけるだけでも美味しく、白身魚のカルパッチョにもよく合いますよ!
工程2)繊維ごとに切り分けることで食感もよくなり、柔らかく仕上げることができます。 工程7)EXオリーブ油を少量ずつ加えながら、ホイッパーで混ぜ合わせしっかり乳化させることが美味しいソースを作るポイント。 工程11)アロゼ効果:全体からじっくり火を入れ、バターのコクをまとわせ表面を乾かないようにする。
鶏むね肉の余分な皮や筋を取り除く。にんにくは包丁で潰しておく。
肉の繊維に沿って切り分ける。
鶏むね肉の水分を拭き取り、塩・胡椒をする。皮面に塩1つまみ、逆側に塩2つまみする。胡椒は両面に少々し、かるく押さえてなじませる。
下味をつけた鶏むね肉を保存用袋に入れ、包丁で潰したにんにく、ローズマリー、オリーブ油 大さじ2を入れる。空気をしっかりと抜いて閉じる。
鍋にたっぷりの湯を沸騰させ火を止める。鶏肉を入れ、蓋をして30分おく(15分したら上下を入れ替えると均一に火が入る)。
柑橘ソースを作る。オレンジ、レモンの表面をよく洗い、それぞれ半分に切り、果汁を絞る(オレンジの皮は盛り付け時に使うため、捨てずにとっておく)。
絞った果汁をボウルに入れ、塩2つまみ、胡椒少々、はちみつ 大さじ1、白ワインビネガー 大さじ1/2を加え、EXオリーブ油 大さじ2を少量ずつ加えながらホイッパーで混ぜ乳化させる。ソースが出来上がったら冷蔵庫で冷やしておく。
30分後、湯せんしていた鶏肉を取り出す。
フライパンにオリーブ油 大さじ1を入れ、鶏肉と一緒に入れていたにんにくを加えて、弱火にかける。
にんにくから香りが出て、フライパンが熱くなったら鶏肉の水分を拭き取り加える。中火で両面に焼き目をつける。
焼き目が付いたら、弱火にしバターを加える。バターが溶けたらスプーンですくい鶏肉にかける(アロゼ)。約1分アロゼを繰り返したらバットに取り出す。
鶏肉が乾かないようにアルミホイルを被せ、2~3分休ませる。
食べやすい大きさに切り分ける。繊維を断ち切るように切るとより柔らかく仕上がる。
器にリーフをしき、鶏肉をのせる。冷やしておいた柑橘ソースをかけ、粗挽き胡椒をしてイタリアンパセリを飾る。仕上げにオレンジの皮を削る。
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DOI 料理人
料理人
飲食に関わり20年。 料理と向き合いたくさんの人と話しをさせていただき、料理は「人と人」をつなぎ人生を豊かにしてくれると感じています。 「ちょっと、ひと手間、お店の味。」をモットーに食卓を盛り上げる、賑やかにできる、そんなレシピをお届けできたら嬉しいです! ジャンルを問わず、一人でも多くの方に料理を楽しんでもらえるよう「丁寧に、分かりやすく、そして美味しく」を心がけながらコツコツやっていきます。 自分の経験、知識がすこしでも役に立てば幸いです。 【経歴】 ◆40代/大阪生まれ ◆オーナーシェフ兼JSA認定ソムリエ ◆創作料理店で4年間修業 ◆大手外食店で8年間マネジメント経験 ◆2014年レストラン【必然】開業 おかげさまで10周年 ◆2020年JSA認定ソムリエ取得