きのこが美味しい季節に!うま味たっぷりしいたけの肉詰め
秋はきのこ類の美味しい季節ですね。きのこ類は食物繊維が豊富で低カロリー、そして価格変動が少なく、手に入りやすいのもうれしいところ。
きのこ類の中でも、秋に収穫されたしいたけは張りがあり、香りが豊かなのが特徴。これからの季節は鍋ものや焼き物などにもぴったりです。
今回は、そんなしいたけを使って、ジューシーな肉詰めをご紹介したいと思います。子どもから大人まで人気の照り焼き味に仕上げてありますので、ぜひ献立に取り入れていただけるとうれしいです。
基本のしいたけの肉詰めの作り方
【材料(2人分)】
しいたけ 6枚
豚ひき肉 100g
塩 少々
長ねぎ(みじん切り) 大さじ1
溶き卵 1/2個分
しょうがのすりおろし(チューブ) 2cm分
薄力粉 適量
A醤油 大さじ2
Aみりん 大さじ2
A砂糖 大さじ2
A酒 大さじ1
A水 大さじ1
サラダ油 少々
【作り方】
1.しいたけは石づきを取り除いて軸を切り落とし、軸はみじん切りにします。しいたけのかさの表面に格子状に浅く切り込みを入れます。
【ポイント】
しいたけなどきのこ類は、水で洗うとうま味や風味が逃げてしまいます。刷毛やキッチンペーパーなどで優しく汚れをふき取りましょう。
また、しいたけのかさの表面に切り込みを入れておくと、たれが絡みやすくなります。しいたけの軸は刻んで肉だねに加えると無駄なく食べることができ、さらに食感も楽しめます。
2.ボウルに豚ひき肉と塩を入れて粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせます。しいたけの軸のみじん切り、長ねぎのみじん切り、溶き卵、しょうがのすりおろし(チューブ)を加えて全体がなじむまで混ぜ合わせ、6等分にします。
3.しいたけのかさの内側に茶こしなどを使って薄力粉を薄くまぶします。
【ポイント】
薄力粉をまぶすことで肉だねが剥がれにくくなります。
4.3に2の肉だねを詰めます。
5.Aを合わせておきます。
6.フライパンにサラダ油をひき、肉だねを下にして並べます。弱めの中火で3~4分焼きます。
7.焼き色が付いたら上下を返し、さらに3~4分焼きます。
8.フライパンの中の余分な油をキッチンペーパーなどでふき取り、5の合わせ調味料を加えます。中火にして、しいたけにたれを絡めながら煮詰め、とろりとしたら火を止めます。
9.器に盛り付けて、好みで大葉や焼きねぎを添えてお召し上がりください。七味唐辛子をふっても◎。
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基本のしいたけの肉詰め
鶏ひき肉で作るあっさり肉詰めもおすすめ
続いて、鶏ひき肉で作るしいたけの肉詰めのレシピをご紹介します。肉だねは好みにもよりますが、鶏ひき肉を使うとヘルシーであっさりとした味わいに仕上がります。
こちらは、和風だしのあんを絡めて、ほっと和むような優しい味わいに仕上げました。肉だねが余った場合は丸く成形して焼くと、つくねのように楽しむことができますよ。
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しいたけの肉詰め和風あんかけ
いかがでしたか? しいたけの肉詰めを2パターンご紹介しました。コロンとした見た目もかわいらしく、食べやすいのも魅力です。冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしてもおすすめ。お好みの肉だねや味付けで、しいたけの香りやうま味を堪能していただけたらうれしいです。
これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら
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