春から初夏にかけて、あさりの身はふっくらとして美味しくなります。イライラや不安な時にもおすすめのスープです。
あさりの砂抜きはしっかりしましょう。バットにあさりを入れ、あさりが少し顔を出すくらいの塩水を注ぎます。新聞紙をかけ、暗く静かなところに置いておくとよく砂を吐きます。新聞紙をかけておくと、あさりが吐いた水で周囲が水浸しになるのを防ぎますし、空気も通るのでおすすめです。 死んだあさりがいたら取り除きます。殻が割れていたり、口が開いたままの物は確認しましょう。 あさりも小松菜も煮すぎないのがポイント。 ナンプラー がない場合はうすくち醤油で代用するのもいいでしょう。
あさりは塩水(水1カップに対して、塩小さじ1の割合)に1時間ほどつけて砂抜きをする。
あさりは殻と殻をこすり合わせてよく洗う。 小松菜は3センチ長さに切る。
鍋に水4カップ(800ml)、あさりを入れて中火にかける。煮たったらアクをすくって弱火にし、2〜3分煮る。
小松菜を加えて、さらに2分煮る。
A ナンプラー大さじ1、酒小さじ2を加えてひと煮立ちさせ、味をみて足りなければ塩少々で調え、こしょうをふる。
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MIHO
料理家・国際中医薬膳師
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 東京都生まれ、現在は福岡県に在住 料理研究家のアシスタントを経てフリーランスの料理家へ 料理教室の運営や企業の商品開発、料理誌での撮影、執筆など ------------------------------------------------- 「À TABLE 365」主催 家庭での料理作りや夫婦のコミュニケーションに関する悩みを解決するためのオンラインプログラムです。食卓を通してより良い夫婦関係を構築し、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。 ラジオでは「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。 「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。 また、薬膳の知識を取り入れ、自分を含め、多くの女性がより心地よく暮らしていけるようになることを考えています。