和食の定番!さばの味噌煮
さばの味噌煮は、生さばの切り身を味噌、砂糖、酒、みりん、しょうがで煮込んだ日本料理。しょうがと味噌で煮込むことで、魚独特の生臭さが消える効果があると言われています。濃いめの味付けなので、ご飯との相性も良いおかずのひとつですよね。
家庭料理の定番であるさばの味噌煮ですが、「生ごみが気になる」「魚料理は台所が臭くなる」「そもそも魚がさばけない…」などの理由から、最近はあまり食卓に上がらないご家庭も多いとか。魚はさばいてあるものを購入したり、なければ店員さんにお願いしたりすることもできますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?
今回のさばの味噌煮は、魚料理は少しハードルが高いと感じる方でも簡単に作れるレシピですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
失敗しない!基本の「さばの味噌煮」の作り方
【材料(2人分)】
生さば(三枚おろし) 2枚
Aしょうが(薄切り) 2枚
A水 300ml
A酒 大さじ3
A砂糖(三温糖使用)・みりん 各大さじ2
味噌 40g
【作り方】
1.生さばは切り込みを入れて食べやすい大きさに切り、ザルにのせて熱湯400mlほど(分量外)をかける。
2.フライパンにAと生さばを入れて強火にかけ、 沸騰したらアクを取り除き火を止める。味噌に煮汁を加えて溶いてから、フライパンに加える。
3.落とし蓋をして中火で10分煮る。落とし蓋を取りさらに強火で2分煮詰めて、照りをつける。
【コツ・ポイント】
・三温糖を使うと味に深みが出ます。
・生さばに熱湯をかける作業は必ず行なってください。(このひと手間で臭みがなくなります)
・味噌を加えて煮る際、さばに煮汁をかけながら煮るようにしてくださいね。
・アルミホイルを被せると、落とし蓋の代わりになります。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で2日。
・保存容器かジッパー付きの袋に入れ冷凍保存で3週間。
・冷凍した場合は、冷蔵庫に移し自然解凍してからラップをふんわりかけレンジで温める。
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サバの味噌煮【冷凍・作り置き】
さばの味噌煮の日の献立は?
「お魚の献立に悩む!」そんな風に感じていらっしゃる方も多いかと思います。さばの味噌煮が和食なので、そのほかのおかずや汁物も和食にしないと、と思われがちですが実はそんなことはないんです。栄養や味のバランス、彩りなどを考えながら組み合わせるといいですよ。
【副菜】シャキシャキ♪水菜とわかめナムル
シャキシャキの水菜の食感とコリコリ食感のわかめが合わさり、ピリ辛でさっぱりとした味わい。レンジ調理なので、あっという間にできあがり箸休めには最適です。
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シャキシャキ♪水菜とわかめナムル 【作り置き】
【汁物】まるごと玉ねぎの食べるスープ
家に常備していることが多い玉ねぎとにんじんを使った野菜たっぷりのスープです。えのきもたっぷり入っているので、ダイエット中の方でも安心していただけます。
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まるごと玉ねぎの食べるスープ
いかがでしたか? 家庭料理の定番「さばの味噌煮」を気軽に作れるようにご紹介させていただきました。これまでの苦手意識がなくなり作ってみたい! と感じていただけると嬉しいです。基本の作り方をマスターしたら、あとは好みの味付けにして家庭の味にしてくださいね。
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