小田巻き蒸し(うどん入りの茶碗蒸し)のレシピです。 うどんを、おだまき(←麻糸を紡いで丸く玉にしたもの)の様にして入れたことから「小田巻き」を当て字にしたとか。 諸説有りですが。 うどんも入っているし、具もたっぷりなので、大満足の1品になります! 今回は、おだしに時短ポイント。 かつおだしは時短で取る方法付き。 味の素を加えて、手軽にうま味UPする絶品レシピです。
▶︎かつおだしに味の素®︎をプラスする効果 昆布だしのうま味と、味の素のうま味成分は、同じグルタミン酸を多く含みます。 昆布だしを取る手間を省き、うま味の相乗効果でよりおいしく仕上がります。 また うま味の効果で、薄味でも調和がとれますし、加えた具材のおいしさが引き立ちます。 ▶︎うどんなしで作るシンプルな茶碗蒸しの場合 4人分 (1人卵液170mlほど、具を入れたら200ml強) ・卵(M寸) 3個 ・かつおだし 500ml ・味の素®︎ 3〜4ふり ・みりん 小さじ1 ・薄口醤油 小さじ1 ・塩 小さじ3/4 ・具 お好みで
▶︎かつおだし 丁寧に、だしを取っても良いのですが、より時短にする技 ↓ 耐熱容器に、薄削りかつお節6g(3gのパック2袋)を入れ熱湯を340ml注ぎ5分待ち、軽く菜箸で混ぜてからこすと完成。
うどんはコシの強いもの(讃岐うどんなど)がおすすめです。 冷凍うどんなら常温になるまで解凍し、乾麺や半生うどんなら固めに茹でておきます。 茹でうどんなら、流水で洗ってほぐしておきます。
卵をしっかりと溶きほぐし、A かつおだし320ml、うま味調味料「味の素®︎」2〜3ふり、薄口醤油小さじ1、塩小さじ1/2、みりん小さじ1弱と混ぜてください。 ひと手間かかりますが、ザル(もしくは 味噌こし)で濾すと、より滑らかになって 口当たりが良くなります。
器にうどんを入れてから、具を上に並べます。 具材はそれぞれ下ごしらえしてください。 例)ゆりねは鱗片をはがしたり、エビは殻をむきワタを取ります。
器に卵液を静かに注ぎます。 アルミホイルかラップ(耐熱のもの)でフタをすると良いでしょう。
蒸して火を通します。 私はスロークッカー90℃10分+保温75℃10分で湯煎しました。 鍋(フライパン)で蒸す場合、フタをし 蒸気がたったら火を弱め15〜25分加熱します。
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小春(ぽかぽかびより)
料理ブロガー・フードコーディネーター・料理研究家
料理ブロガー・フードコーディネーター。 大学生の子どもたち4人家族。 2005年から書き続けている料理ブログ 【ぽかぽかびより】はほぼ毎日更新。 ▶︎野菜多め、副菜レシピが得意 ▶︎レシピ付き弁当記録が大人気 ▶︎素材の色・食材の持ち味をいかした、関西らしい味付け 企業・食品メーカーへのレシピ開発 雑誌・リーフレットへのレシピ提供 産地取材・料理教室など幅広く活動中。