鍋料理は簡単なだけに「おいしくするのが難しい」料理でもあります。それを「作り方」のアプローチを変えることで絶品に。
①もやしの下処理 ②肉に焼き色をつける ③肉にコチュジャンを絡める
それぞれ下記のように切る。 豚バラ肉…4〜5cm幅 ニラ…4〜5cm幅
「もやし」 ヒゲも取らず、袋から開けただけの状態です。
「水」コツ① いわゆるもやし臭さを取り除くことが目的。鍋料理においてはこれだけでも差が出ます。
「2〜3回水洗い」コツ① 写真では卓上ですが、流しでザルを使ってやっていただければ。
「サラダ油」 まずは油を。
「十分に温める」コツ② 焼き色をつけたいので温めてから肉を。
「豚バラ肉」コツ② いわゆる"薄切り"のやつです。重なったまま5cm幅程度に切ったものを。
「バラさずに焼く」コツ② 全面に焼き色がつくまで焼くとパリパリになってしまうので、一部に焼き色をつけるためにバラさず。
「目指すべき状態」コツ② こんな感じで"片面だけに"焼き色をつけます。あとでバラけるので、固まったままでOK
「脂が出るので」 結構出ます。
「脂を拭き取る」 8割拭き取ります。脂には味が入らないので、味がぼやけるからです。油を拭き取ったら中火に。
「目指すべき状態」 あくまでも片面だけに焼き色がついて、生の状態も残っているように。
「コチュジャン」コツ③ 肉の上にかける感じで。このコチュジャンが料理全体の味を一体化させます。
「炒める」コツ③ 肉にしっかり絡めます。これをやるかやらないかで味は全く変わります。
「目指すべき状態」コツ③ こんな感じで肉が真っ赤になります。これが味のベースになります。
「キムチ」 酸味が強いものだとより本格的に。
「さっと炒める」 キムチの食感を大きく崩したくないので軽くで。
「ダシダ」 なければ中華スープの素でも。
「料理酒」 炒めた具材を鍋料理に仕立てるための準備。
「みりん」 この甘味が入ることで日本人好みの味に。
「煮切る」 アルコール系がそこそこ入っているのでアルコールを飛ばすために煮立てます。
「もやし」 終盤で入れることである程度食感を残します。
「水」 もやしに火が入っていない状態で、もやしの頭が出る程度に。
「目指すべき状態」 このぐらいの水量が目安です。
「煮立てる」 ラストスパート。軽く煮立てて...
「ニラ」 なくてもいいですが、彩りと風味付けに。
「完成」 市販の素で作ったそれとは味のレベルが違います。
448906
こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)