胃腸が弱っているとき、のどが痛いときは「大根おろし」におまかせ!
大根は胃腸が弱っている時や、のどが痛いな〜という時、風邪気味かなという時に、ぜひ食べたい野菜です。
大根には炭水化物を消化する「アミラーゼ」、タンパク質を消化する「プロテアーゼ」、脂質を消化する「リパーゼ」など、さまざまな消化酵素が含まれていて、胃腸の働きを助ける作用があります。
また大根の辛み成分である「イソチオシアネート類」には、抗菌作用があるため、のどが痛い時などには、大根おろしが良いとされています。
そのほかビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養素も含まれていて、乾燥肌が気になる季節や、飲み会続きでむくみがちという症状にも◎。
これらの大根の栄養素をそのまま摂取するには、大根おろしにするのがおすすめです♪
先端部分は辛く、葉の近いほうは辛さ控えめ
大根は部位によって味が違います。特に大根おろしにして食べる場合は、生のままなので大根の味の違いがよくわかります。
辛い大根おろしがお好みなら、大根の先端部分を使うのが◎。この部分は水分が少なく、繊維質で、辛みが強いのが特徴です。
一方、辛くない大根おろしがお好みなら、葉に近い部分が◎。葉に近い部分は辛さ控えめなので、お子様でも食べやすいと思います。
大根おろしを使ったおすすめレシピ
大根おろしを使ったおすすめレシピを紹介します。大根おろしはできるだけ火を通さずに食べたい食品なので「大根おろしを加えるタイミングで火を止める」、「大根おろしを半量にし、煮込むものと添えるもので使い分ける」ことなどがポイントです。
鶏もも肉のみぞれ煮
大根おろしと鶏もも肉で作るみぞれ煮。大根おろしを煮込む用と、トッピング用で使い分けるのがポイントです!
【材料(2人分)】鶏もも肉…200g大根…200gA 酒…大さじ1A 醤油…大さじ1と1/2A みりん…大さじ1A 砂糖…小さじ1薬味ねぎ…適量
【下準備】・鶏もも肉を一口大に切る・大根をおろし、半量ずつに分ける・薬味ねぎを小口切りにする
【作り方】1.鶏もも肉、大根おろし半量、Aをボウルなどに入れて、30分ほど漬けておく。2.鍋に1を入れて、落し蓋をしてから蓋をして弱火で5分煮る。3.2の蓋と落し蓋を開け、2~3分煮て水気を飛ばす。4.器に盛り付け、大根おろし半量をのせ、薬味ねぎをかざる。
詳しいレシピはこちら
大根おろしと白菜のスープ
白菜や卵と煮込んだスープ。とろみをつけることで、冷めにくくなります。寒い季節にぴったりです♪
【材料(2人分)】大根…100g白菜…1/2枚卵…1個水…250mlA 顆粒中華だし…小さじ1/2A 薄口醤油…小さじ1/2A 塩…少々ブラックペッパー…少々水溶き片栗粉…適宜
【下準備】・大根をおろし、白菜を1cm幅に切る・卵を溶きほぐしておく
【作り方】1.鍋に水、白菜、Aを入れて弱火で煮る。2.1の火を止めて水溶き片栗粉を加え、再度火にかけ、卵を加える。フツフツとしたら火を止める。3.2に大根おろしを半量加えて混ぜ、器に盛り付ける。残りの大根おろしを添え、ブラックペッパーをふる。
詳しいレシピはこちら
だいこん白湯
大根おろしの絞り汁を使った白湯。大根おろしが苦手な方でも飲みやすいと思います♪ しょうが入りで飲むと身体が温まります。
【材料(1人分)】大根おろしの絞り汁…大さじ2おろししょうが…少々昆布茶…少々お湯…150ml
【作り方】マグカップにすべての材料を入れる。
詳しいレシピはこちら
大根おろしを日常使いに
いかがでしたか? 大根に含まれる栄養素や大根おろしのおすすめレシピを紹介しました。
大根おろしは煮物やスープ、添え物などさまざまな料理に使うことができます。丸ごと1本大根を買ったけど使い切れないときなどは、大根おろしにしてさまざまな料理に使うのもアリですよ。ぜひ、試してみてくださいね。
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