【くらし薬膳;春の薬膳】春菊で春の五臓である肝の働きを整え、にんじんとツナで血を補い、春の体調不良に備える一品です。 春菊は春の五臓である肝の働きを整えます。また血を補うマグロやカツオはツナ缶やかつお節で手軽に取り入れましょう。目の疲れも癒す一品なので、パソコンやスマホで目を酷使している人にもおすすめです。
軸が太い春菊の時は、軸が柔らかくなるまで茹でるか、葉っぱだけ使います。春菊の香りも生かしたいのでさっと短時間で茹でましょう。 春菊の爽やかな香りとポン酢の酸味に、ツナがよく合います。ほうれん草やセリを加えても美味しくいただけます。
にんじんは細切りにし、柔らかくなるまで3~4分ほど茹でておく。
春菊は5cmほどの幅に切って、よく洗って泥を落とし、鍋に湯を沸かして軸から先に茹で、葉の部分は1分くらいさっと茹でる。
春菊をザルにあげて流水で粗熱を取り、絞って水気を切る。
ツナ缶は缶の蓋の部分でツナを押して油をある程度切っておく。
ボウルに春菊、にんじん、ツナを入れて、ポン酢とめんつゆ(3倍濃縮)で和える。お皿に盛り付けてかつお節をのせたらできあがり。
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日本くらし薬膳協会(JKA)
JKA日本くらし薬膳協会 くらし薬膳 主任講師 竹田 あやこ / 日本くらし薬膳協会(略称:JKA Japan Kurashiyakuzen Association)は、ライセンス認定試験と資格発行を行っています。 「くらし薬膳」とは、特別なものは使わず、いつもの食材や調味料で手軽にできる薬膳です。日々のくらしに根付いた食養生で、外食メニューやコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜だって、毎日の食事があなたの体質に合ったあなただけの薬膳に変わります。