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  • 公開日2020/05/17
  • 更新日2020/05/17

本当に美味しい大学芋|何度も作りたい定番レシピVol.134

カリッとほくほく食感がおいしい大学芋。さつまいもに甘いたれを絡ませた、不動の人気のおやつです。今回は、外はカリッと、中はほくほくに仕上がるコツを工程写真付きで詳しくご紹介するとともに、「揚げずに作れる」大学芋もご紹介しますのでどちらがお好みか、ぜひ両方試してみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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本当に美味しい大学芋|何度も作りたい定番レシピVol.134

 

「大学芋」の由来とは?

素朴なおやつの定番として人気の高い大学芋。大人も子どもも大好きな味です。でも、甘い蜜を絡めたさつまいもを、なぜ「大学芋」と呼ぶのでしょうか。
たしかではないようですが、大正~昭和のころ、大学生が好んで食べていたからだとか。大学生=大学芋というかなりシンプルな由来ですが、昔から愛されている定番の食べ物だということは間違いないようです。

今回は、油で二度揚げしてカリッとほくほく食感が楽しめる、基本の大学芋の作り方をご紹介します。はちみつや水あめを使うレシピもありますが、比較的どのご家庭にもある上白糖を使ったレシピですので挑戦しやすいかと思います。カリッと仕上がるコツもご紹介しますよ!

 

切り方にコツあり!カリカリほくほく!基本の大学芋の作り方

 

【材料(作りやすい分量)】

さつまいも 300g
A砂糖 50g
A水 大さじ1
A醤油 小さじ1/2
黒いりごま 大さじ1/2
サラダ油 適量

 

【作り方】

【下準備】
・大きめのボウルに水を入れておく。
・バットにクッキングシートを敷いておく。

1.さつまいもはよく洗って乱切りにする。切ったものから用意したボウルに入れる。そのまま10分ほどおく。

【ポイント】
水にさらすことで、表面のでんぷん質がとれてカラッと揚がります。また、乱切りにすることにより、角が出るのでカリカリになりやすいです。

2.さつまいもの水気をよく拭く。鍋にサラダ油を深さ2cmほどまで入れ、160℃で5分ほど揚げて取り出す。(竹串を刺してすっと通ればOKです)

3.温度を上げて180℃にし、2のさつまいもを再び入れてきつね色になるまで2分ほど揚げて取り出す。

4.フライパンに【A】を入れ、砂糖が溶けてふつふつと沸騰してとろみがついてきたら、黒いりごまとさつまいもを入れて手早くからめる。

【ポイント】
蜜を沸騰させているときや、さつまいもに絡めるときにはあまりかき混ぜすぎないようにします。

5.用意したバットの上にすぐにさつまいもが重ならないように並べる。

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カリッとほくほく 基本の大学芋

 

フライパンで簡単!揚げないコロコロ大学芋

フライパンひとつで簡単に作れる、油で揚げないタイプの大学芋です。コロコロとしたひと口サイズなので、小さなお子さまも食べやすいです。

 

【材料(作りやすい分量)】

さつまいも 250g
砂糖 大さじ2
醤油 小さじ1
黒いりごま 大さじ1/2
サラダ油 小さじ1
バター 10g

 

【作り方】

1.さつまいもは1.5cmほどの角切りにし、軽く水にさらしてからしっかり水気を切っておく。

2.フライパンにサラダ油とバターを熱してさつまいもを加え、軽く混ぜ合わせたら砂糖と醤油も入れて全体に絡める。
中火強で香ばしく焼き目をつけるようにたまにフライパンを振りながら、さつまいもに竹串がすっと入るまで焼く。(4~5分ほど)
黒ごまを振る。

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お弁当に☆揚げないコロコロ大学芋


いかがでしたか。じっくり低温で火を通すことでさつまいもの甘みも引き出され、揚げているそばからいい匂いがしてくる大学芋。高温で二度揚げすることで外はカリッと食感になるので、ぜひ試してみてくださいね。


●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
・簡単!ほっくり美味しいさつまいものおやつレシピ15選
・子どもと一緒に作るさつまいもおやつ

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