タネにみそを加えてコクを出した、手作りコロッケ。 下味がついているので、何もかけなくても十分美味しくいただけます。 揚げたてはもちろん、冷めても美味しいので、お弁当にもオススメです。
・じゃがいもは丸ごと蒸すと時間がかかるので、小さく切って少なめの水を入れたお鍋で蒸し煮すると早く火が通ります。 ・じゃがいもとにんじんを蒸し煮している間に玉ねぎを炒め、両方が熱いうちに合わせて小判型に丸めると、しっかりつながって成形できます。 ・卵の代わりに薄力粉を同量の水で溶いたバッター液をしようしているので、少量で作るときにも卵があまらず、調整しやすいです。 ・コロッケを揚げ鍋から取り出すとき、火の近くにしばらくおいてから引き上げると、余計な油がとれてサクッと仕上がります。
じゃがいもは皮つきのまま1/8に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
鍋底から2cmほど水を入れた鍋にじゃがいもとにんじんを入れ、中火にかける。沸騰したら蓋をして弱火にし、じゃがいもに竹串を刺してすーっと通るまで10分ほど火にかける
フライパンを弱火に熱して菜種油大さじ1を入れ、玉ねぎと塩を入れて透明になるまで5分ほど炒める。豚ひき肉を加え、色が変わるまで5分ほど炒める。
2が蒸しあがったらじゃがいもの皮をむき、芽を取りのぞいてボウルに入れ、熱いうちにマッシャーでつぶす。にんじんはいちょう切りにしてボウルに入れる。
4に3とみそを加え、よく混ぜて12等分に分け、小判型に丸める。
ボウルに薄力粉、同量の水で溶いた薄力粉、パン粉をそれぞれに入れ、5を順につける。
揚げ鍋にお好みの揚げ油を適量入れて180℃に熱し、6を狐色になるまでからりと揚げる。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。フルタイム勤務をしながら、副業で食関係のライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。火加減や調理法を工夫して、野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶお料理を目指しています。趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。