里芋は、そのぬめりで手がかゆくなったり、皮も剥きにくく、厚く剥いてしまいがちです。が、実は皮の近くに優秀な栄養素が含まれています。 皮ごと下茹でをすると、皮もスルリと剥けて栄養素も丸ごと頂けます。 程よいぬめりが白味噌をとろりとしてくれるので、里芋にしっかり絡んでくれます。 里芋のぬめり「ガラクタン」は血圧を下げ血中のコレステロールを取り除く効果があります。 また、「ムチン」は胃・腸壁の潰瘍予防・肝臓強化に役立ちます。 食物繊維も豊富なので、便秘改善にも効果があります。
里芋は下茹でしたものを、切って冷凍保存しておくと、とても便利です。 出汁はナディアレシピID 397200をご参照ください。 煮物は煮汁を冷ます時にしっかり染みていきますので、一歩手前で火を止めて冷まします。食卓に出す前にもう一度温めてお出しください。
里芋は泥を洗い流して水から茹で、沸騰したら弱火にして7〜8分したら、ザルに取って粗熱を取ります。
冷めたら、里芋の皮を剥がしとる。
里芋を鍋に入れ、ひたひたの昆布出汁(水)とみりんを加え、蓋をして柔らかくなるまで煮る。
竹串を指して柔らかくなったら白味噌を加えて煮含め、そのまま冷まして味を染みさせる。
お好みで柚子をあしらう。
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こいけかおる
家族の元気にこだわって、「ごはん」を作り続け、5人の子供達を育てて参りました。子供達の「美味しい!」が何より励みです。 ケミカルフリーで素材の旨味を引き出します。大家族のお腹を満たす、安心安全な時短テク、献立テクをお伝え致します。 また、世田谷区にて、料理教室「La cuisine d’ange 天使の台所」を主宰しております。シュガーフリー、グルテンフリーのおやつレッスンや、アンチエイジング料理レッスンは定評を頂いております。 栄養士/フードロスゼロ料理アドバイザー/食育アドバイザー/スポーツフードアドバイザー /アンチエイジング料理プランナー/食品添加物エキスパート/オーガニック薬膳マイスター