ソテーするだけでジューシーでうまみの詰まった天然のキノコをたっぷりと堪能して下さい。 フランスには日本とは比べものにならないくらい多くの天然キノコが出回ります。さまざまなきのこを使って作ってみて下さい。 *きのこスープの作り方は「天然きのこのクリームスープ」を参考にしてください↓ https://youtu.be/KVhFKhj2LSU
▶️ジロールはあんずのような甘い香りと独特の食感が特徴的で、ソテーに最適です。 ▶️ポルチーニ茸はナッツのような香りが特徴的で、どんな料理にも合いますが、ソテーが最高に美味しい食べ方です。 ▶️ポルチーニ茸は、水洗いしたりするとせっかくの香りが飛んでしまうので避け下さい。 ▶️日本ではスベリヒユ、ヨーロッパではプルピエと呼ばれる多肉植物です。
きのこのスープを用意しておく。
ジロール、シャントレルは柄の部分をそぎそり、刷毛で土などを落とす。
ポルチーニ茸は、枯葉のかけらや木屑、土が付いているので、さっと水に浸した刷毛で汚れを落とし、キッチンペーパーなどを使い水気を優しく拭き取る。 ペティナイフの刃先で丁寧に汚れをとり除く。
ポルチーニ茸は傘と柄を切り分け、柄は約1cm角に切り、傘は切り込みを入れる。
エシャロットは皮を剥き、みじん切りにする。
ニンニクは皮を剥き、芽をとり、包丁の背でつぶし、みじん切りにする。
熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、ポルチーニ茸、マッシュルームを切り込みを下にして焼く。
色がついたら返し、塩、胡椒をして、バターを入れ、きのこにかけるように焼く。
両面が焼けたら、バットにあげる。
その他のきのこは、それぞれ炒め、最後に合わせる。 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、ポルチーニ茸の柄を炒める。 ジロール、シャントレル、マッシュルームも同様に。 *きのこの水分を飛ばすようにしっかりと炒めるのがポイント!!
熱したフライパンにバター、ニンニクを入れ炒め、焦げないように香りを出して、きのこを戻し入れる。
塩、胡椒、エシャロットを加え、和える。
お皿にセルクルを置き、セルクルの中に炒めたきのこを敷き詰め、マッシュルーム、ポルチーニ茸、プルピエを飾る。
温めたきのこのスープに生クリームを入れ、泡立て泡をのせる。 *きのこスープの作り方は前回の 「天然きのこのクリームスープ」を参考にしてください。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。