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里芋って、圧力調理すると、ねっとりほっこり、とっても美味しくなります。 だしを使わず、シンプルな調味料だけなのに、味がしみしみでとってもおいしい! 圧力鍋だから、数分加圧調理するだけで、中までしっかり柔らかくなります。 生の里芋を触ると手が痒くなってしまう方も、圧力鍋で表面をさっと加熱すると、 皮がつるんとむけて、痒くなりません。
里芋は、最初にしっかりと泥を落としておいてください。泥がついたままだと、全体に泥臭さが回ってしまいます。 圧力鍋によって、加圧時間が異なります。 今回は、アサヒ軽金属工業「ゼロ活力なべ(白オモリ)」を使用しました。 作動圧力は、75kPaです。 そのほかの圧力鍋で作る場合は、2回目の加圧時間を、0分〜4分の間で調整してみてください。 (圧力が高いほど、短時間です)
里芋は皮付きのままよく洗って、土を落とす。 皮がむきやすいように、真ん中に薄く切り込みを入れておく。
圧力鍋に里芋と水1カップ(200mL)を入れ、ふたをして火にかける。沸騰して圧力がかかったら、すぐに火を止めて圧力が下がるまで待つ。
圧力が下がったらふたを開けて、里芋の水気を切る。 粗熱が取れるまで冷まし、皮をむく。 手でつるんとむけるが、むきにくいところは包丁で引っ掛けるようにして皮をむく。
一旦水洗いして、食べやすい大きさに切り揃える。
圧力鍋に切った里芋と、水(200mL)、砂糖、みりん、しょうゆを加えてさっと混ぜてふたを閉める。
沸騰して圧力がかかったら、3分間加圧調理して火を止める(アサヒ軽金属工業 ゼロ活力なべ 白オモリを使用) ※圧力鍋によって、加圧時間は0〜4分間で調整してください
圧力が下がるまで余熱で置き、圧力が下がったらふたをあける。竹串がスッと刺さるくらい火が通っていたら、強火にかけて煮汁がほとんどなくなるまで煮絡める。
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さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
圧力鍋協議会公認・圧力鍋研究家。圧力鍋のプロ 圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰 元、調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。 その経験を生かして、圧力鍋の魅力や、安全な使い方、 圧力鍋の使いこなし術などをお伝えしてます。