水っぽくなる、お肉がパサパサで固くなる・・・野菜炒めの悩みを解決するレシピです。火加減、下準備、炒める順番に気をつけて、ちょっと丁寧に作れば、野菜炒めがご馳走に。コメントにコツをまとめています。
ポイント ・お肉に保水効果のある砂糖と片栗粉で下味を付ける。 ・強火厳禁。弱めの火でゆっくり炒めることで、お肉や柔らかく、野菜から水分が出ない。 ・炒めすぎるとお肉が固くなり、野菜がべちゃべちゃになる原因に。だから、お肉は先に炒め、一旦取り出し、最後に合わせる。野菜は火の通りにくいものから炒める。 ・炒めながら味付けをすると、野菜から水分が出るので、味付けは仕上げに。
豚ロース薄切り肉は食べやすい大きさに切り、A 塩少々、砂糖ひとつまみ、酒小さじ1、片栗粉小さじ1を揉み込み、下味をつける。 調味料B しょうゆ小さじ1、酒小さじ1、ごま油小さじ1/2を合わせておく。
キャベツはざく切り、にんじんは薄い短冊切り、玉ねぎは薄切り、ピーマンは細切りにする。
フライパンになたね油小さじ1、にんにくと1の豚肉を入れて、中火にかける。 弱めの中火でゆっくり炒め、火が通ったらすぐに取り出す。
同じフライパンになたね油小さじ1を足して、にんじんと玉ねぎを、弱めの中火~弱火でゆっくり炒める。
玉ねぎが透き通ってきたら、ピーマンとキャベツを入れて炒める。
ピーマンとキャベツにつやが出てきたら、豚肉を戻し入れ、混ぜておいたB しょうゆ小さじ1、酒小さじ1、ごま油小さじ1/2を回し入れて炒める。 塩こしょうで、味を整える。
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2022/11/10 16:47
2022/10/16 17:55
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。