フライパンに材料を入れ、フタをして煮るだけ。トロトロに甘く煮えた白菜にカニカマの旨みがしみこみ、いくらでも食べられそうなおいしさです。 低カロリーですがボリュームがあるので、メタボ解消にも。
・白菜は外側の葉でなくて、内側の黄色い部分を使ってください。甘く柔らかくて美味しいです。 ・白菜は繊維を断ち切る方向に切ることで、とろとろの食感になります。 ・水が100㏄と少なく感じるかもしれませんが、白菜から水分が出るので充分です。 ・水溶き片栗粉でとろみがついてから、1分ほど煮ることで冷めてもとろみがゆるみにくくなります。 ・しょうがの風味とごま油で、さっぱりですがコクのある味わいに。
深さのあるフライパンに、白菜、細くさいたかにかま、A 水100㏄、しょうが・おろし小さじ1/2、鶏がらスープの素小さじ2、みりん小さじ2を入れてふたをし中火にかける。 かすかにジューッという音がしてきたら弱火にし、10分煮る。
細ねぎを加え、混ぜておいたB 片栗粉小さじ2、水小さじ2でとろみをつける。とろみがついてから1分ほど沸騰させ、ごま油を回し入れる。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。