甘辛だれが子どもから大人まで人気の鶏の照り焼き
焼いた鶏肉に甘辛いたれで照りをつけた照り焼きチキンは、見た目も香りもそして味も食欲をそそり、お子さんから大人まで幅広い年齢層から好まれていますね。今回は、基本の鶏もも肉の照り焼きと、ヘルシーな鶏むね肉で作る照り焼きをご紹介します。
鶏もも肉の照り焼きの作り方
肉汁ジューシーでやわらかく食べごたえのある鶏もも肉はまさに照り焼きにぴったり! ひと口サイズに切ってもできますが、今回は1枚まるっと豪快に焼いていきます。
【材料(1~2人分)】
鶏もも肉 1枚(350g)
サラダ油 小さじ1
酒 大さじ1
A醤油 大さじ2
A砂糖 小さじ1
Aみりん 大さじ1
【作り方】
1.鶏もも肉は厚さが均一になるように、包丁で切り込みを入れ広げる。
【A】を混ぜ合わせておく。
【ポイント】
鶏もも肉は、包丁で切り込みを入れ均一の厚さにすることで、焼き縮みと焼きムラがなくなります。
2.フライパンにサラダ油を引いて強火に熱し、鶏もも肉の皮目を下にして、焼き色がつくまで焼き(約3分)裏返す。
【ポイント】
皮目はじっくり焼き色がつくまで焼いてください。(たれを絡めたときになじみやすくなります)
3.2を弱めの中火にして酒をふり、蓋をして4分蒸し焼きにする。
【ポイント】
酒を加えて蒸し焼きにすることで、ふっくらとした仕上がりになります。
4.【A】を加え、強火でフライパンをゆすりながら鶏もも肉を上下に返し照りをつける。
【ポイント】
鶏もも肉を焼いた際に出る脂が多い場合は、火を止めてキッチンペーパーで脂を拭き取ってからたれを加えてくださいね。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で3日。
・ジッパー付きの袋に入れ冷凍保存で3週間。
・温め直すときは、耐熱皿に入れラップをかけレンジで温めます。
・冷凍したものは、冷蔵庫に移し自然解凍してからレンジで温めます。
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基本の照り焼きチキン【冷凍・作り置き】
ヘルシーに!鶏むね肉の照り焼き
鶏むね肉は加熱するとかたくなりがちで、淡白なので食べ盛りのお子さんには不評のようですが、コツをおさえればお箸からすべり落ちるほどやわらかく、満足できる照り焼きチキンになりますよ。
また、鶏むね肉はカロリーも低いのでダイエット中の方にもぴったり。脂っぽいものが苦手な方にもおすすめです。
【材料(2人分)】
鶏むね肉 1枚(約280g)
A砂糖 小さじ1
A塩・こしょう 各少量
片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
B酒・みりん 各大さじ2
B醤油 大さじ1
B砂糖 小さじ1
【作り方】
1.鶏むね肉は皮を取り除いて縦半分に切り、1cmほどの厚さのそぎ切りにして【A】を揉み込む。
【B】を混ぜ合わせておく。
【ポイント】
鶏むね肉はそぎ切りにすることでやわらかく仕上がります。
2.1につけ残しがないように片栗粉をまんべんなくまぶす。(鶏むね肉を切ったまな板の上でやると洗い物が少なくなりますよ)
【ポイント】
片栗粉はつけ残しがないように、丁寧に付けてくださいね。
3.フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、フライパンの外側から2を並べ、鶏むね肉の周りが白っぽくなったら裏返す。(フライパンの外側から並べていくと、焼きムラが防げます)
4.中火で1分焼き、【B】を加えてフライパンをゆすりながら照りをつける。
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基本の鶏むね肉の照り焼き
いかがでしたか? 基本の鶏の照り焼きレシピのご紹介でした。ガッツリジューシーにいただきたい場合は、鶏もも肉。さっぱりとヘルシーにいただきたい場合は、鶏むね肉。用途に合わせて使い分けてみてくださいね。
これさえ覚えておけば、あとはご家庭の好みの味に変えたり、しょうがや梅干し、お酢などをプラスしてアレンジしたりすることも可能ですよ。ぜひ、お好みの味付けを見つけてみてくださいね。
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