地元の魚屋さんのアイディアレシピとして考えたものです。パプリカ、ほうれん草も私の住んでいる釧路産のものを使用しています。地産地消レシピを考えているときはとても幸せです。
さばを炒める時は、少し煮詰めた方が美味しく仕上がるかもしれません。 食べるときは具材を混ぜて、合わせながら食べるとよいですよ。
フライパンにごま油(分量外)をしいて、水をきったさばの水煮缶を入れ、焼肉のタレで炒めます。
パプリカ(赤・黄)はスライスして600Wの電子レンジで1分半ほど加熱をし、A すりおろしニンニク小さじ1/4、塩ひとつまみ、ごま油小さじ2の材料で和えます。
ほうれん草を茹でて3〜5cmの長さにカット。ボウルに移してA すりおろしニンニク小さじ1/4、塩ひとつまみ、ごま油小さじ2の材料で和えます。
器にごはんを盛り付け、さば、パプリカ、ほうれん草をそれぞれ乗せます。 白いりごまを振ったあと中央に温泉卵を落として完成です。
392925
片村優美
初めまして、片村優美です。 *経歴* 管理栄養士として病院で10年弱勤務し、フリーランスを経て現在は短期大学で教員をしています。これまでレシピ開発や商品開発に携わってきましたが、そこで学んだことはビジュアルの大切さでした。視覚が美味しさに与える効果に気がついてからは、より美味しく魅力的に見せるためのテーブルコーディネートや撮影技術などに力を入れています。 *料理に対する想いや考え方* 管理栄養士という職業柄、自炊絶対主義だったりいつも健康的でバランスの良い食事をしていたりするのではないか?と思われることがあります。ですが、私自身毎日忙しく生活を送っている中で、食生活を徹底的に管理している時間なんてものはありません。 健康は毎日の積み重ねで作られていくものではありますが、誰もが食生活中心で生きているわけではありませんし、考え方はどんどん多様化してよいものだと思っています。 時代が変わるとともに"料理にかけている時間がない"生活を送る人が多い中で、自分ができることは「考えを押し付けない」「楽しみを優先にしてもらう」こと。管理栄養士だからといって栄養優先であるべきという考え方は捨てました。 食事は楽しく美味しくあることが、皆さんの健やかな心作りに役立つはずです。無理や我慢をせず、ストレスの少ない生活を送るためにもどんどん楽をしてください。 料理が好きな人は凝ったものを作って楽しんでほしいし、苦手な人は気が向いたときにキッチンに立ってみるくらいでも良いのではないでしょうか。そんな時に私が作ったレシピがお役に立てれば嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。