とにかく楽を求めて味付け一発にしたので、毎朝のお弁当作り、帰宅後の疲れた体に嬉しい楽チンレシピです。マヨネーズのコクと塩昆布の旨味が、淡白な鶏胸肉をおいしくしてくれます。 見栄えが良くて付け合わせやお弁当によく使うブロッコリー(房)ですが、実は茎の方が栄養価が高いんです。 お肌や粘膜の健康維持に役立つカロテンが豊富で、マヨネーズなどの油と合わせると吸収が良くなります。 飾りにはなりにくい茎ですが、鶏胸肉と一緒に焼いてしまえば1本軽々消費できて、タンパク質とカロテンが同時に摂れます。 しかもこうしていただくと、なんだかザーサイみたいな食感!今度からブロッコリーの主役は茎になるかも⁈
鶏胸肉に砂糖と塩を揉み込むことで柔らかく、また臭み消しにもなる大事な下処理になります。 塩昆布は味が濃いので、入れすぎないように注意してください。 こちらではブロッコリーの茎だけを入れましたが、房もあれば加えると彩りよくなります。
鶏胸肉を縦半分に切ってから厚さ1cmくらいの削ぎ切りにし、そのまままな板の上で砂糖、塩をまぶしてよく揉み込んでおく。
ポリ袋にA 砂糖小さじ2、マヨネーズ大さじ2、醤油小さじ1/2、塩昆布大さじ1、白ごま小さじ2を入れ、口を絞ってよく混ざるように揉む。 ※塩昆布は気にしてバラさないと塊になりやすいため、手でほぐしながら入れてください。
ポリ袋に鶏胸肉を入れて馴染ませるようによく揉み込んだら、熱したフライパンに重ならないように広げ、 アルミ箔で蓋をし、弱めの中火で蒸し焼きにする。(3分くらい。途中、一度焼き色を確認してください。)
焼き色がついたらひっくり返し、ブロッコリーの茎を加えまた蓋をして1分ほど焼く。
ごま油を加えて火を止め、全体に馴染ませたら出来上がり。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」