今回のテーマは、秋の味覚をたっぷり楽しむ献立メニューです。秋に旬を迎える食材を使用しつつ、値段が高くなりすぎないように1食あたり350円ほどで献立を組み立てました。旬の食材を食卓にフルに取り入れ、節約食材もフルに取り入れた、家計にも優しい献立です。 ※RINATY(りなてぃ)の献立連載『RINATY(りなてぃ)の愛され1週間献立vol.7』でご紹介した献立です。
1日目
秋といえばやっぱりさんま。鮮度が落ちないように、月曜日は早速さんまを使った献立に。さんまの皮はパリッと、身はふっくら焼き上げます。魚があまり好きではない彼も、さんまを食べて「ご飯がすすむ!」と喜んでいました。お魚だけだとお腹いっぱいにならないと思って、お酒にも合う手羽中の副菜をプラスしました。レシピのほか、玉ねぎとしめじのお味噌汁を合わせて。
2日目
甘辛味のれんこんつくねバーグは、れんこんの食感、つくねと甘辛だれの相性が抜群! ご飯がすすみますよ。「食感と味付けが最高!」と彼も絶賛です。副菜には、さっぱりと美味しいきゅうりとミニトマトのサラダ、もやしなどの節約食材を使った和え物がよく合います。レシピにはありませんが、いつものなすのお味噌汁に卵をおとした「なすと落とし卵のお味噌汁」もおすすめです。
3日目
秋といってもまだまだ9月は暑い日もありますよね。そこで、そんな日はさっぱりと食べられるメインを。夏野菜のイメージが強いなすですが、9月以降に収穫される秋なすもとっても美味しいんです。お手頃価格の豚こま肉と組み合わせて大根おろしでさっぱりと仕上げました。かぼちゃを皮ごと使ったサラダ、大根の皮を使った「大根の皮と小松菜のお味噌汁(レシピ外)」を合わせました。無駄が出ないように使い切れるとうれしいですね。
4日目
鶏肉とさつまいもの煮物はシンプルな作り方ですが、ほっと落ち着く絶品おかずです。さつまいもが美味しすぎて、ひとりで全部食べちゃいました! 彼には半熟卵をあげて許してもらいましたよ(笑)。副菜には、豆腐のサラダとミニトマトのナムルを添えて。レシピのほか、秋らしいしめじと里芋のお味噌汁も作って合わせてみてくださいね。
5日目
焼き鮭のきのこあんかけは、とっても簡単に作れておすすめです! お魚をあまり好まない彼も「美味しい!」とこれだけでご飯を2杯も食べていました。実は今日の献立の味付けは、すべてめんつゆ。味付けひとつとは思えない献立に仕上がってます! キッチンにめんつゆを用意しておけば、あっという間に献立が完成します。最後に和風たまごスープ(レシピ外)も添えて。
6日目
里芋と手羽中の唐揚げを見て、食べる前から「これ絶対に美味しい!」と彼が大興奮。ビールで乾杯していただきました。里芋のホクホク食感がとっても美味しくておすすめです。1週間お仕事お疲れさまの気持ちを込めて、おうち居酒屋献立はどうでしょう♪ 秋らしい「さつまいものお味噌汁(レシピ外)」を合わせてくださいね。
7日目
日曜日は、簡単に作れてボリュームがあるかぼちゃのクリームシチュー献立で締めくくり。かぼちゃのクリームシチューは煮込み不要、ルウ不要の簡単手作りレシピです。すごく作りやすいのに、味はとっても美味しくてかぼちゃの優しい甘みを感じられますよ。きのことツナのガーリック醤油炒めは、バゲットにのせて食べても美味しいですよ。
RINATY(りなてぃ)
料理家・料理インスタグラマー
【自己紹介】 1995年生まれ/生まれも育ちも福岡 美味しいもの食べるのも見つけるのも好き! 2023年7月、Instagramのフォロワーさんが60万人を超えました! みなさん、いつもありがとうございます♪ 【著書】 『りなてぃの一週間3500円献立』(宝島社)★第8回料理レシピ本大賞・準大賞を受賞! 『りなてぃの一週間3500円献立2』(宝島社) 『りなてぃの30分で完成!簡単3品献立』(宝島社) 『2品だからうまくいく!#りなてぃ流2品献立』(宝島社) シリーズ累計発行部数は100万部を突破(2023年1月時点) 【レシピ発信の想い】 料理でたくさんの幸せをお届けしたいなと思っております。毎日忙しい中家族の為にお料理を作ってらっしゃる方や大切な人の為においしいお料理を作ってあげたい方。そんな方々に、身近にある食材・どのご家庭にもある調味料で簡単に作れるレシピをお届けします。私のレシピはお洒落な味付けというよりは家庭的で親しみのある味付けのものが多い、簡単・時短・節約レシピです。作る方も食べる方も料理を通してどこか心温まる小さな幸せを感じていただけたら嬉しいです。おいしくできた幸せ、おいしいと喜んでもらえる幸せ、笑顔あふれる食卓の幸せ、お子様と一緒に調理を楽しむ幸せ、そんな心温まる小さな幸せたちを。