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漬け込んで焼くだけのかんたんお魚メニュー。上品な白身のたらを、じんわり旨みのある白味噌とふんわり香るスパイスで漬け込み、焼き上げます。付け合わせには、一緒に焼いたジューシィなかぶとまいたけを。こちらもお塩を振ってオイルとともにどうぞ。
◆かぶは茎の間に土がたまっていることが多いので、くし型に切ったらよく洗い流します。 ◆焼き時間は、お使いの調理器に合わせて適宜加減してください。 また野菜とたらをいっぺんに並べて焼けない時は、別々に焼いてもOKです。(かぶが一番火が通りにくいので、その焼き時間を長めに取ってくださいね。)
たらは塩少々(分量外)を振って10分おき、出てきた水分を拭き取る。 食品用ビニール袋に入れてよく混ぜたA 白味噌大さじ2、酒大さじ1、ガラムマサラ小さじ1/2弱をなじませ、密封して冷蔵庫で一晩以上漬け込む。
かぶは茎を3cmほど残してくし型に切り、皮をむく。 まいたけは大きめに裂く。 それらをグリルの網に並べ、まいたけが焼けるまで(約8分ほどが目安)焼く。
まいたけを取り出し、かぶを端に寄せて、味噌床をぬぐったたらを並べる。 そのままグリルで、たらに火が通るまで(約9分ほどが目安)焼く。
皿にたらを盛り付け、千切りにした柚子の皮をのせる。 かぶとまいたけを添えて、野菜には塩・お好みのEXVオイルを振る。
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士。 企業向けレシピの開発、スタイリング・撮影、 食関連の書籍・コラムの執筆、翻訳、 セミナーイベントへの登壇、講演など 幅広く活動しています。 ●旬の食材、季節感を大切にしたおかず ●ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ●簡単エスニック 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専門にし、 現地に在住。日本食が食べたくて 食材や調味料にあれこれ工夫した経験や、 ヨーロッパの家庭料理・郷土料理を学ぶことで 触れた各国の食文化と食への取り組みなど、 レシピにも活かしていけたらと思っています。 2020年、欧州連合(EU)の 食品・飲料プロモーション 「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、 EU食材×日本食材のマッチングによる 季節のオリジナルレシピを開発・監修。