スープパスタは日本発祥の魅力的なパスタです。残念ながら、”アルデンテ”命のイタリアにはスープパスタは存在しないのですが、その代わりとして、秋冬に大活躍するのがミネストローネにパスティーナと呼ばれる小さなパスタを入れたもの。スープにロングパスタは入れないのですが、小さなパスタはよく入れます。それならスパゲッティを細かく折ってイタリア風にしたら?とイタリア風スープパスタを作ってみました。これからの寒い日におすすめの一皿です。 我が家では付け合せ野菜としてブロッコリーやカリフラワーを多めに茹でた翌日にこのパスタを作ります。これからの季節にどうぞ♡
ブロッコリーやカリフラワーはくたくたに茹でるのがイタリア流です。笑 それを活かし、スープに溶けるくらいに柔らかく茹でたところに細かく砕いたスパゲッティを煮込んでいきます。 ブロッコリーやカリフラワーを野菜だしで茹でながら、柔らかくなった時点でスパゲッティを入れても大丈夫です。 水溶性ビタミンもこれならスープから摂取できますね。 お好みでパルミジャーノを加えてもコクが出て美味しいですよ。
スパゲッティは手でパキパキと折る。 ブロッコリーとカリフラワーは小房に分け、下茹でする。
鍋にニンニクひと片とオリーブオイル、お好みでペペロンチーノも入れ、弱火で点火する。ニンニクの良い香りがしてきたらブロッコリーとカリフラワーを入れ軽くオイルを馴染ませたのち、野菜だしを加える。
沸騰したら、細かくしたスパゲッティを加え、10分程度、スパゲッティに火が通るまで煮込む。
塩・こしょうで味をととのえる。
398892
Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。