アッシパルマンティエは、炒めた牛挽肉をマッシュポテトで覆ったフランス発のグラタンで、素朴な味わいが魅力です☺︎ 今回のじゃがいもは甘みのある「AGATA種」を使用しました。 オーブンでじっくり蒸し焼きにすることで、甘みを最大限に引き出せます。マッシュポテトを作る際もこの方法ですと、とても美味しくできます。 アッシは「細かくきざんだもの」を意味し、みじん切りやひき肉を意味します。 ★仕上げは、オーブントースターでもOKです。
▶️ひき肉は牛肉を用いることが決まりです。 ▶️じゃがいもは甘みのある「AGATA種」を使用しましたが、お好きな品種でOK。 ▶️チーズは好みのものを使用してください。
オーブンの予熱を180℃にしておく。 野菜は全て洗っておく。
ココットに塩を敷き詰め、じゃがいもをアルミホイルで覆い、180℃のオーブンで60分じっくり火入れする。
玉ねぎ、エシャロットは皮を剥き、みじん切りにする。
セロリ、人参は皮を剥き、1cm角に切る。
ニンニクは皮を剥き、芽をとり、みじん切りにする。
熱した鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクを加え炒める。
ニンニクの香りがでてきたら、牛ひき肉を入れ炒める。 *しっかり炒めることで牛肉の臭みを香ばしさに変えます
水分が飛んで、肉がパラパラになったら、セロリ、人参、玉ねぎ、エシャロットを加え炒める。
蓋をして蒸し焼きにする。約10分〜
赤ワイン、赤ポルト酒を加え、蓋をして約20分加熱する。
パセリを摘んで、水洗いし、キッチンペーパーで水気をしっかりとり、みじん切りにする。
オーブンで蒸し焼きにした、じゃがいもの皮を剥き、ボウルや鍋に入れ、フォークで潰す。
バターを溶かすように混ぜ合わせ、ピューレ状なるまでゴムベラで混ぜる。
塩、胡椒で味を整える。
牛肉のソース(工程10)に塩、胡椒、赤ポルト酒、フォンブランを加え、煮詰める。
煮詰まったらパセリ、塩、胡椒を加える味を整える。
じゃがいものピューレを火にかけ牛乳を加え、濃度を調節する。
耐熱性容器に牛肉のソースを入れ、表面を平らに均し、粗熱をとる。
じゃがいものピューレを上からのせ、表面を平らに均し、グリュイエールチーズとエメンタールチーズをたっぷりとのせ、200℃のオーブンで15〜20分焼く。 *中は火が入っているのでチーズに焼き色がつけばOK
472691
cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。