甘辛で味付けが定番の豚角煮を塩味で♪ 角煮の新たな美味しさを発見できます! しっかりと味が付いた熟成塩豚を角煮にします。さらに梅おかかを付ければさっぱりで夏にぴたっりのおかずに! 美味しく、しっとりと煮るテクニックもご紹介。また、炭酸水で煮込むことで通常より時短で柔らかくなりますが、ほどよく食感もあるので食べ応えもバッチリです!是非お試しあれ!
・塩豚は4日程度熟成させた方が味がしっかりと染みて美味しくなります。 ・最初に豚肉を焼くことでうま味を閉じ込め、余分な脂を抜きます。 ・煮続けるのではなく、余熱で置くことで脂の抜けがよくなり、しっとりと仕上がります。 ・レシピは肉の食感をほどよく残した程度にしています。さらに柔らかく、脂分が少ないのがお好きな方は煮る時間を倍にして下さい。
【塩豚を熟成させる】 豚バラ肉(ブロック)を5cm幅に切る。全体に塩・小さじ½をしっかりと擦り込み、ラップで包む。 冷蔵庫で2〜4日寝かせ、塩豚を作る。
【焼く】 鍋に塩豚を入れ、中火で豚肉の全面に焼き色を付ける。鍋の油を捨て、鍋と豚肉に付いた油を綺麗に拭き取る。 ※特に脂身部分は入念に焼いて脂を出す(焦げない程度に)。 ※油はひかなくてOKです。
【煮る】 鍋にA 炭酸水(無糖)1000ml、日本酒大さじ3、長ネギ½本、生姜(薄切り)3枚を加えて沸騰させる。 蓋をして弱火で20分煮る。火を止めて20分置く。 ※豚肉がひたひたになる程度の水分量に調整して下さい。 ※アクはほとんど出ないので取らなくてもOKです。 ※蓋は少しずらして蒸気を逃がして下さい。
蓋をしたまま再度弱火で20分煮る。火を止め、20分置いて完成!
【梅おかかを作る】 梅干しは種を取り、包丁でペースト状になるまで叩く。 削り節と混ぜ合わせる。
【盛り付ける】 豚肉の水気を切り、器に盛り付ける。 梅おかかを付けて召し上がれ♪ お好みで湯通ししたオクラや絹さやを箸休めに添えてもオススメです。
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三浦ユーク
料理研究家・sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者・元寿司職人(アメリカ)
料理研究家、sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者、元寿司職人(アメリカ) テレビ番組フードコーディネート、料理動画監修、企業レシピ考案、レストランメニュー開発、コラム執筆、料理教室、食イベントへの出演等。 得意ジャンルは、ちょっと気の利いたお酒のおつまみや居酒屋メニュー。 料理を作る時のモットーは「調和とアクセント」。全体のバランスを考えつつも、香り・食感・味覚を刺激するアクセントを加えることを意識しています。 料理は表現であり、感動と幸せを提供できる「エンターテインメント」だという想いで活動しています。作っていただいたレシピが「家庭の味」になり、代々受け継がれる様な愛されるレシピ作りを目指しています。