はんぺん入りのハンバーグは、レンジでもしっとり、ふんわり柔らか!子どもも喜んで食べてくれます! お肉、魚介類(はんぺん)、豆(枝豆)、野菜、きのこ、海藻が取れるので栄養バランスが良く、低カロリーながらボリュームもたっぷり! ひじきは戻さずそのまま加えても大丈夫なので手間いらずです。材料を混ぜたらあとはレンジにおまかせするだけの時短料理とは思えないほど美味しいので、ぜひ作ってみてください。
・はんぺんは、あらかじめつぶしておいた方が、他の材料とムラなく混ざりやすいです。 ・ひじきは、戻さずそのまま加えて手間なし!(水に戻さないことで、ひじきに含まれるヒ素を心配される方もいますが、少量なのでひじきに含まれるヒ素が、健康被害を及ぼす危険はないと判断しています。下記を参照してください。) ・はんぺんとえのきを混ぜ込むことで、お肉が締まらずレンジでもしっとり柔らかく仕上がります。 ・あんは、初めから片栗粉を混ぜて、かき混ぜながら火にかけるとダマになりにくいです。 ・冷凍保存も可能。あんとともに保存容器で冷凍し、食べる時は凍ったままレンジで温めてください。 ・4人分で、4つを一気に加熱したい場合は、レンジ加熱時間は約10分前後で調整してください。 ※ひじきに含まれるヒ素が心配な方へ PTWI(暫定耐容週間摂取量)で計算すると、1人が1週間に乾燥ひじき11gを水戻しせずに一生食べ続けても健康被害は無いということになります(詳しくはこちら(http://balance-kitchen-reiko.blog.jp/archives/26475821.html)にも記載してあるので、もしよろしければ、参考にしてください。)。このレシピは少量の乾燥ひじき(1人分で乾燥ひじき約0.75g使用)しか使っておらず、しかも乾燥ひじき11g分を水戻ししないレシピで毎週、一生食べ続ける方は、まずいないと思うので、水戻しせずに作っても問題ないという判断をしています。しかし、ヒ素について心配している方は、ひじきを戻して使う方がより安心できると思いますので、時間がある方は分量のひじきを別に水戻しして水切りしてから加えて作ってください。 ちなみに、農林水産省によると、「乾燥ヒジキの無機ヒ素は、「水戻し」で5割程度減り、乾燥ヒジキを直接ゆでる「ゆで戻し」でも8割程度減りましたが、無機ヒ素を減らすための有効な方法は、水戻し後にさらにゆでる「ゆでこぼし」で、9割程度まで減りました。」とのことです。ひじきを頻繁に食べる人は参考にしてください。
ボウルに鶏ひき肉、1、つぶしたはんぺん、乾燥ひじき、冷凍枝豆(解凍しさやから出した状態)、A 片栗粉大さじ1/2、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1/2、ごま油小さじ1/2を入れて、むらがなくなるまで手でよく混ぜる。
2等分して小判型に成型し、お皿に並べてラップをふんわりかけ、レンジ600wで5分半~6分加熱する。 (真ん中を押して、弾力があればOK。生っぽいなら30秒ごと追加加熱。)
レンジ加熱している間にあんを作る。小鍋にB 水75㏄、麺つゆ(2倍濃縮)大さじ1.5、片栗粉小さじ1を入れて弱火にかける。かき混ぜながらとろみが出るまで煮る。 3をお皿に盛りつけて、あんをかけ、細ねぎのみじん切りを散らす。
438041
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。