週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。いつも同じ調理法だと飽きてしまう作り置きおかずも、調理のバリエーションが増えれば、毎日の食卓の楽しみが増えますよね。この連載では「簡単、美味しい、何度も作りたくなる!」をテーマに、おすすめの作り置きおかずをご紹介します。
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今回のテーマは「鶏むね肉」です。お手頃価格でお財布に優しい食材であり、日々の食卓の強い味方ですよね。また、高たんぱく低カロリーなので、積極的に摂取したい食材のひとつです。
食卓の定番食材でもある鶏むね肉を、もっと美味しく食べたい、手軽に作り置きおかずとして活用したい、そんな方におすすめのレシピをご紹介しますよ。
ボリューム満点!「鶏むね肉とれんこんの甘辛炒め」
鶏むね肉にシャキシャキとしたれんこんをプラスした作り置きおかずです。れんこんを使うことでかさ増しにもなり、ボリュームも満点ですよ。ご飯がとてもすすむ、甘辛味の照り焼きレシピです。
【材料(2〜3人分)】
鶏むね肉 1枚(約300g)
れんこん 約130g
片栗粉 小さじ1
酒 大さじ1
サラダ油 大さじ1
A醤油・みりん 各大さじ2
A砂糖・にんにく(すりおろし) 各小さじ1
【作り方(調理時間10分)】
1. れんこんは皮をむき、5mm幅の半月切りにする。水に浸してアクを抜き、キッチンペーパーで水気を拭き取る。あらかじめAを混ぜ合わせておく。
2. 鶏むね肉は皮を取り、縦半分に切ったあと斜め薄切りにして、片栗粉と酒を揉み込む。
3. フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、れんこんを並べて上下を返しながら焼く。
4. れんこんをフライパンの隅に寄せて、鶏むね肉を並べ、焼き色がついたら裏返し、さらに中火で1分焼く。
5. 混ぜ合わせておいたAを加え、強火でフライパンを揺すりながら全体にたれを絡める。
【コツ・ポイント】
・れんこんの焼き加減の目安は、爪楊枝などを刺して、すっと通るくらいになればOKです。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で2日
・温め直す時は、耐熱皿に入れてラップをふんわりかけて電子レンジで温めてください。
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●鶏むね肉とれんこんの甘辛炒め【作り置き】
ひと手間かけて納得の美味しさ!「鶏むね肉のチャーシュー」
鶏むね肉で作るさっぱりとしたヘルシーなチャーシューです。タコ糸で縛る作業に少し手間がかかりますが、「作ってよかった〜」と感じる、納得の美味しさに仕上がりますよ。そのままいただくのはもちろん、ラーメンにのせたり、ご飯にのせて丼にしたり、とアレンジは無限大です。
【主な材料】
・鶏むね肉
・しょうが
・にんにく
詳しいレシピはこちら
●鶏むね肉のチャーシュー【冷凍・作り置き】
こしょうが効いた大人味「ブラックペッパーサラダチキン」
ダイエットにもぴったりなサラダチキンも自分で作っちゃいましょう。今回は、粗びきこしょうをたっぷりと使った大人向けのお味です。電子レンジで簡単にしっとりとしたサラダチキンが作れるんですよ。こしょうがアクセントとなって食べごたえもある一品です。
【主な材料】
・鶏むね肉
・粗びきこしょう
詳しいレシピはこちら
●ブラックペッパーサラダチキン【作り置き】
いかがでしたか? どれもボリュームがあり、作り置きしておけばとても重宝する料理ばかりですよ。また、鶏むね肉のお味がさっぱりとしているので、特にチャーシューやサラダチキンは、工夫ひとつでアレンジも自由自在です。
手に入りやすい鶏むね肉だからこそ、いろんな調理のバリエーションを覚えておきたいところですね。作り置きおかずを上手に活用して、毎日の食事作りをラクしちゃいましょう!