1月7日は七草かゆ!疲れた胃腸をいたわる伝統ですが、さらに胃腸の働きをアップさせる薬膳の知恵をプラス。押し麦(大麦)も入れてデトックス効果ばっちりです。
行事粥はお米からではなく、ごはんで作るのが伝統のやり方。 <薬膳ポイント> 大根は薬膳では肉類の食べ過ぎをすっきりさせ、胃の熱を冷まし、胃腸の働きをよくする食材です。 大根おろしをたっぷりのせるとデトックス効果が高まります。 陳皮や柑橘の皮は気のめぐりをよくすることで、胸やけ解消、血行促進で瘀血や冷えを解消します。
七草セットの野菜はさっと茹でて刻んでおく。
分量の水に押し麦を入れ、火にかけて煮立ってから蓋をして5分煮る。 ご飯を加えさらに5分以上、お粥が好みのとろみ加減になるまで煮る。 刻んだ七草を加えてお好みで塩で味を整える。
大根を大根おろしにして、よそった粥に乗せ、 刻んだ柚子の皮か陳皮(ミカンの皮の乾燥)をトッピングしてどうぞ!
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清水えり
薬膳の理論をベースに、和食、フレンチ、イタリアン、エスニックと様々なジャンルの料理を提案しています。 2012年より薬膳Cooking Salon「La Table de Eri」を主宰。 HP:http://erishimizu.web.fc2.com/ Blog:http://ameblo.jp/fani0912/