フランス伝統料理を作りやすくしました。 ホーロー鍋や取っ手の取れるフライパンが無ければ、耐熱の深皿に移してオーブンに入れてください。 ブーランジェ=パン屋風というのは、むかしパン屋の焼き窯の予熱で作ったから、だそうです。
オーブンから取り出して、すぐではなく、少し落ち着かせてから食べましょう。フランス人は猫舌だからかも? (メイン写真撮影:神田えり子)
豚肩ロース肉かたまりにA 塩小さじ2/3、砂糖小さじ1をもみ込み、半日から一日置いておく。
ジャガイモは皮をむいて、1センチ弱の半月切りにする。
玉ねぎは皮をむいて、半分にしてから、線維の向きに沿って5ミリ厚さに切る。
肉から水分が出ているので、軽く拭き取って、黒胡椒をふる。 オリーブオイルをホーロー鍋もしくは取っ手の取れるタイプのフライパンに熱して、肉を返しながらじっくり焼く。火は最初は強め、肉を入れてからは中火より弱い程度。 表面に色付けする、と言うより、じっくりと火を通す感じ。6~7分かけて焼いてください。
鍋・フライパンの空いている場所にジャガイモと玉ねぎを入れて、軽く炒める。2つにちぎったローリエとタイムを加える。
熱々のブイヨンを注いで、160℃に予熱しておいたオーブンで25分焼く。 上が焦げるようなら、アルミ箔を被せる。
オーブンから取り出したら、5~6分落ち着かせてから肉を食べやすく切る。 写真の人参は盛り付け例です(レシピとは関係ありません)。
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塩田ノア
1955年、東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、銀行に10年間勤務して退行。1993年にイタリアへ渡り、語学と料理を学び、2年半後に帰国。 1995年に料理家として仕事を始める。本格的なイタリア家庭料理と、シンプルでおしゃれな普段のおかずが人気。2004年からパリに暮らす。