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一年の前半の最終日にあたる6月の晦日に行われる大祓の神事が「夏越の祓」。 日々の暮らしの中での過ち、心身の穢れを祓い清め、無病息災を祈ります。 夏越ごはんとは、この「夏越の祓」でいただく、雑穀ごはんの上に 「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせた料理のことです。 夏越ごはんは、雑穀入りのごはんと茅の輪にちなんだ丸い食材の 2つの要素をおさえればOK! 夏野菜をたっぷり入れたドライカレーですが、盛り付けに一工夫加えました。
■ルーを使わないヘルシーな作り方と、熱中症対策に電子レンジでも作れる作り方の2パターンでご紹介。 どちらかお好みの方で作ってみてくださいね。 (スタイリング・撮影:菊池愛理沙)
なす、ズッキーニ、玉ねぎ、赤パプリカは8mm角のさいの目切りにする。
フライパンにA オリーブオイル大さじ1/2、にんにく・しょうが(すりおろし)大さじ1/2を入れて中火にかけ、にんにくの香りがたったら、豚ひき肉を炒める。 火が通ってきたら、玉ねぎ、なす、ズッキーニ、赤パプリカの順に炒める。
全体に火が通ってきたら、B カレー粉大さじ1、ケチャップ大さじ2、味噌大さじ1 を炒め合わせる。
器に雑穀ごはんを盛り付け、(3)をかけ、温泉たまごをのせる。
【カレールーを使用するバージョン】 (A)(B)の食材を、下記(C)に変更。 (C)カレールー:2かけ (C)にんにく・しょうが(すりおろし):各小さじ1/2 (C)ケチャップ:大さじ1 (C)水:100ml (2)耐熱皿に(1)と豚ひき肉、(C)を入れてヘラでひと混ぜする。 ふんわりとラップをして600Wのレンジで3分加熱する。 (3)ヘラで混ぜ、再度ふんわりとラップをして600Wのレンジで2~3分加熱する。 ※(1)(4)は上記のレシピと同じです。
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柴田真希
㈱エミッシュ代表取締役。Love Table Labo.代表。 1981年、東京生まれ 女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。 27年間悩み続けた便秘を3日で治した「雑穀」や「米食の素晴らしさ」を広めるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。 現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーのコンサルティングや飲食店のメニュー開発プロデュースなどを手がける。 「私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。」「ココナッツオイル使いこなし事典」(ともに世界文化社)、「はじめての酵素玄米」(veggy Books)、「やっぱり、塩レモン!魔法の調味料で作る絶品レシピ」(河出書房新社)、しっかりごはんとシンプルおかず「おなかやせ定食」(主婦の友社)、「女子栄養大学の雑穀レシピ」(PHP出版)、「簡単! 美腸レシピ」 (エイムック)などを出版。