伝統の加賀料理「はす蒸し」。ちょっとひねって、イタリアンに仕上げました。アサリをワイン蒸しにし、その蒸し汁をソースにします。家庭のお総菜ですから、フードプロセッサーを使ってしまいます。
アサリの塩気によって、ソースの塩味を調整してください。ソースのとろみは、強めの方が良いだろうと思います。 昆布水とは、昆布を水につけて1晩冷蔵庫に置いたものです。
あさりを良く洗いフライパンに入れ、白ワインを注ぐ。 ふたをして強火にかける。しばらくして貝の口が開いてきたら、開いたものから皿に取る。殻から身をはずし、蒸し汁をこす。
器の底に、フルーツトマト、あさりの身、モッツァレラチーズをおき、 おろしれんこんをこんもりとのせる。 フライパンに3cmぐらいの深さでお湯を張り、器を並べてふたをして10分蒸す。
ソースを作る。あさりの蒸し汁に昆布水を加えて200ccにし、小鍋で温める。 顆粒コンソメで調味する。水どきコーンスターチでとろみをつける。
蒸しあがった2に3のソースをかける。 ジェノベーゼを、天に添える。
熱々の蒸したてにスプーンを入れると、モッツァレラチーズがとろ~~んと伸びます。
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橋本登志子
料理研究家 料理教室主宰 カナダオンタリオ州滞在時に多国籍文化の料理教室に通い、料理の楽しさに目覚める。 得意料理 ひとてま料理・オーブン・スキレット料理 ジャンル 「ひとてま」家庭料理 普通に手に入る食材に「ひとてま」かけて「ごちそう」を作りたいという想いから、金沢にて自宅での料理教室を展開。新聞社や企業の料理イベントでも講師として精力的に活動中。 美味しいごはんでみんなを幸せにすることをモットーに、企業のレシピ開発やメニュー開発の仕事をメインに活動している。