金沢の郷土料理です。「素麺を煮るの?」って驚かれるんですが、小さいころから慣れ親しんだ夏のお惣菜なんです。金沢での一般的な作り方は、なすをそのまま煮る方法なのですが・・・わたしは揚げてから煮ています。コクが出ます。
「昆布水」とは、昆布を水に一晩漬けておいたものです。2では、揚げてる鍋とだしを煮立てた鍋を並べて置き、揚がったなすからどんどんだしの鍋へ入れていってください。
素麺を1分ゆでる。洗濯をするようによく洗い、一口に丸める。 ラップもせずに乾かすつもりでざるにおく。
なすの片面に、斜めに細かい包丁切れ目を入れる。 裏返して、さっきと同じ向きで細かい切れ目を入れる。水にさらす。
1のなすをざるにあげて水気を切る。180℃に熱しておいた揚げ油で、なすがしんなりするくらいまで揚げる。 平たい鍋にA 昆布水2カップ、白だし50cc、みりん50ccを合わせて煮立て、揚がったなすを10分くらい煮る。 鍋のまま冷まして味をしみこませる。
食べる直前に2の鍋を温め、素麺を加えひと煮立ちさせる。
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橋本登志子
料理研究家 料理教室主宰 カナダオンタリオ州滞在時に多国籍文化の料理教室に通い、料理の楽しさに目覚める。 得意料理 ひとてま料理・オーブン・スキレット料理 ジャンル 「ひとてま」家庭料理 普通に手に入る食材に「ひとてま」かけて「ごちそう」を作りたいという想いから、金沢にて自宅での料理教室を展開。新聞社や企業の料理イベントでも講師として精力的に活動中。 美味しいごはんでみんなを幸せにすることをモットーに、企業のレシピ開発やメニュー開発の仕事をメインに活動している。