玉ねぎ、長ねぎ、にんにくに含まれる成分アリシンはビタミンB1の作用を高め、疲労回復に効果的と言われています。 『加熱しても硬くならない肉素材「シート肉」』で作る牛ソテーに、アリシンたっぷりの辛み塩だれをかけて召し上がってください。おかずにもおつまみにもなる一品。辛みがあとをひく美味しさです。
【美味しく作るポイント】 ① 肉だねの成形が一番大切です。薄すぎるとちぎれしまいます。肉だねの重量、大きさをきちんと測って作るとすぐにコツを掴めます。 ②ねぎ塩だれは玉ねぎと長ねぎ両方を使うことで甘みと辛みのバランスがいい塩だれになります。冷蔵庫で半日程度寝かすと、味が馴染んでまろやかになります。
A 牛ひき肉70g、卵50g、じゃがいも30g、玉ねぎ10g、マヨネーズ8g、日本酒小さじ1、塩ひとつまみ、麩7gで【牛シート肉の肉だね】を作る。 作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/478318 *冷凍保存してある場合は解凍する。
肉だね45gをラップの上に置き、厚さ5〜7mmくらいにのばして包む。残りの肉だねも同様にし、4枚の薄切り肉に成形する。
1を重ね、蒸気が上がっている蒸し器に入れ約7分弱蒸し、取り出して冷ます。
【辛み塩だれ】を作る。 B 玉ねぎ粗みじん切り35g、長ねぎ粗みじん切り35g、にんにく粗みじん切り5g、鶏ガラスープの素小さじ1、黒胡椒小さじ1/2、ごま油20ml、水大さじ1をミキサーにかける。
フライパにサラダ油と無塩バターを入れ中火にかける。バターが溶けたら火を強め、2を入れ両面をさっとソテーする。
4を半分に切って皿に盛り、3の玉ねぎ塩だれをかける。レモンくし切りを添える。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。