週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。いつも同じ調理法だと飽きてしまう作り置きおかずも、調理のバリエーションが増えれば、毎日の食卓の楽しみが増えますよね。この連載では「簡単、美味しい、何度も作りたくなる!」をテーマに、おすすめの作り置きおかずをご紹介します。
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だんだんと肌寒く感じる日も増えてきましたね。今回は、秋から冬に旬を迎える「かぼちゃ」を使った作り置きおかずをご紹介します。
かぼちゃは水分が少ない野菜なので、調理後も色や食感、味が変わりにくく、作り置きに大変向いている食材です。煮物やサラダ、炒めものにスープと、さまざまな調理法で楽しめるのもうれしいですね。
かたくてなかなか火が通りにくいかぼちゃも、電子レンジを活用すれば時短で火を通すことができますよ。今回ご紹介するどのレシピも電子レンジが大活躍です♪
心も体も温まる「かぼちゃときのこのクリーム煮」
まずは、かぼちゃときのこで作るクリーム煮です。市販のルウやクリームソースなどは使わずに、簡単に作ることができますよ。肌寒く感じる日や、ほっこり温まりたい朝晩にもぴったりです。
【材料(2人分)】
かぼちゃ 約150g
しめじ 1袋(約160g)
ベーコン 3枚(ロングタイプ)
サラダ油 小さじ1
薄力粉 大さじ2
牛乳 400ml
塩こしょう 各少量
【作り方(調理時間10分)】
1. かぼちゃは種とわたを取り、さいの目切りにする。耐熱ボウルに入れ、ラップをふんわりかけてから、電子レンジ600Wで3分加熱する。
2. しめじは石づきを取って小房に分け、半分に切る。ベーコンは細切りにする。
3. 鍋にサラダ油を引いて中火で熱し、しめじ、ベーコンを入れ、しめじがしんなりするまでじっくり炒めたら、かぼちゃを加えてサッと炒める。
4. 火を止めて薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。牛乳を加えたら再度中火にかけ、ヘラで混ぜながらとろみをつける。
【コツ・ポイント】
・ベーコンはウィンナーでも代用可能です。
・具材はじっくり炒めることでうま味が出るので、火加減に気を付けながら炒めてください。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ、冷蔵保存で2日
・保存容器かジッパー付きの袋に入れ、冷凍保存で3週間
・冷凍した場合は、冷蔵庫に移して自然解凍してから電子レンジで温める。
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きのことかぼちゃのクリーム煮【冷凍・作り置き】
栄養満点!「かぼちゃと卵のデリ風チーズサラダ」
ゆで卵と合わせた、ボリュームも栄養も満点のデリ風サラダです。塩気がある粉チーズを使うことで、かぼちゃの甘みが引き立ち、まろやかな味になります。
パンに挟んで朝食のサンドイッチにするのもおすすめですよ。
【主な材料】
・かぼちゃ
・卵
・玉ねぎ
詳しいレシピはこちら
かぼちゃと卵のデリ風チーズサラダ【作り置き】
お弁当にも!「かぼちゃの甘辛照り焼きつくね」
メインおかずにも、お弁当にもぴったりな照り焼きつくねです。電子レンジで加熱したかぼちゃを潰し、ひき肉と一緒にこねて丸めて焼きます。
少し手間はかかりますが、かぼちゃが苦手な家族に食べてもらいたいときや、かぼちゃを消費したいときにも良いですね。お弁当に入れる場合には、ひと口サイズで焼くと使いやすいですよ。
【主な材料】
・かぼちゃ
・卵
・豚ひき肉
詳しいレシピはこちら
かぼちゃの甘辛照り焼きつくね【冷凍・作り置き】
かぼちゃはサイズが大きいので、どうしても余らせがち。一度に一気に使うことのできる作り置きおかずなら、冷蔵庫に余らせることもなく、日々の食事作りもラクになるので一石二鳥ですよ。ぜひお試しくださいね。