とっても簡単で良いことずくめの「蒸し野菜」
今の季節、温かく蒸した野菜のおいしいこと! 野菜をいただく時は、生でサラダにしたり茹でたりすることが多いと思いますが、温かいままいただく「蒸し野菜」もおすすめです。
茹でる時とは違い、蒸すと蒸気の熱で素材に火が通るので、野菜の栄養の流出が少なくなります。また、野菜の持つ酵素の働きで甘みや旨みが増加するので、野菜を蒸すことにはたくさんのメリットがあるんです。
種類の違う野菜、例えば身近なじゃがいもとブロッコリーなどで蒸し野菜を作る時は、別々の調理器具ではなく1つの調理器具で時間をずらして蒸せば手間いらずです。
今回は、蒸篭がなくてもできるフライパンや鍋を使った蒸し野菜の作り方だけでなく、蒸し野菜をおいしくいただくためのディップソースの作り方もご紹介します!
複数の野菜を1つの調理器具で蒸す方法
今回は、フライパンを使った場合と、鍋を使った場合の野菜の蒸し方を写真付きで解説します。
使う野菜はじゃがいもとブロッコリーです。火の通りが異なる複数の野菜を蒸す時は、火の通りの悪いものから順番に蒸してくださいね。
フライパンで蒸す場合
① フライパンに1〜2cmくらい水を入れてクッキングシートを敷き、食べやすい大きさに切ったじゃがいもを入れたら火をつけます。
② じゃがいもに火が通る頃に、空いている部分にブロッコリーを追加してブロッコリーの軸まで火が通ったら完成です。
※今回使っている水の量は少なめですので、途中で水分が蒸発して無くなってしまわないよう気をつけてください。
鍋で蒸す場合
鍋を使う場合は、写真のようにステンレス製のザルを利用しても構いません。また、圧力鍋などに付属してくる蒸しすを利用する方法もあります。
① 鍋に水を入れ、ザルや蒸しすにクッキングシートを敷きじゃがいもを並べてから中火にかけます。
② 蓋をして蒸気が上がり始めたら弱火にし、柔らかくなるまで20〜30分蒸します。
一口大ではなく、まるごと蒸す場合はもっと時間がかかりますので、楊枝などを使って火が通っているか確認してください。中までスーッと刺せたら火が通っているサインです。
③ じゃがいもに火が通ったら、洗って小房に分けたブロッコリーを隙間に並べて更に5分蒸します。
じゃがいもは余分に蒸しても崩れるようなことはありませんので、そのまま入れておいて大丈夫です。(蓋を開けて鍋内の温度が下がってしまった場合は火加減を上げてください)
おすすめディップソース2選
野菜が蒸し上がったら、おいしく食べるディップソースも用意しましょう。ここでは風味の違う2つのディップソースの作り方をご紹介します!
粉チーズと胡椒が決め手のディップソース
こちらは、小さいお子様からワインを楽しむ大人まで幅広く人気のあるシーザーサラダのドレッシングです。ココットにマヨネーズ・粉チーズ・牛乳・酢・胡椒を入れて混ぜるだけ。家にあるもので、簡単に作れるのがうれしいところ。
●詳しいレシピはこちら
『シーザーサラダ風ディップソース』
お豆腐でまろやかなディップソース
生でも食べられるような野菜を、蒸し器に入れて蒸気で温めて食べるホットサラダもおすすめです。このディップソースはお豆腐入り。豆腐・アンチョビ・にんにく・オリーブ油・塩・胡椒・を混ぜて作りますが、蒸し器に野菜と一緒に入れて温めると、また、いつものサラダとは違ったおかずに。
●詳しいレシピはこちら
『温かいリースサラダ(豆腐のディップソースレシピ)』
いかがでしたか? 寒さが本番になるこの時期にうれしい蒸し野菜をご紹介しました。
ディップソースで工夫をすれば、あっさり系にもパンチの効いた一品にもなる蒸し野菜。ぜひいろいろな野菜を蒸して、お気に入りの食べ方を見つけてくださいね。
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