冷蔵庫にあったカマンベールを見て、カマンベールがドーンとまるごと載ったキッシュって美味しいかも!と思ったので、作ってみました。ジューシーなトマトで囲んで見た目にも華やかになりました。焼き立ては、ほんとにチーズがとろ~っとあふれ出してイベント感があるのでパーティーなどの主役になります。今回はカマンベールとトマトをメインにしましたがブロッコリーやベーコンなどを入れてもいいですよ!
キッシュの生地は寝かせてから焼く必要があるので前日、または前々日のうちに作っておきます。
*キッシュ土台の生地を作る* A バター(食塩不使用)50g、薄力粉100g、塩1g、全卵20g、冷水または牛乳大さじ1 バター(食塩不使用)を電子レンジ300wで30秒ほど様子を見ながら加熱し、柔らかくする。(溶かさないように)
ふるった薄力粉と塩を加えてゴムベラでそぼろ状になるまで混ぜる。
冷えた全卵(よく溶いて)と冷水または牛乳を加えしっとりとまとまるまで混ぜる。
ラップでピッタリ包んで冷蔵庫で一晩寝かせる。
*具を用意する* B 玉ねぎ1/4個、塩コショウ少々、トマト1個、カマンベールチーズ1個 玉ねぎはスライスし、オリーブオイル(分量外)を惹いたフライパンで透き通るまで炒め、塩コショウする。 トマトは12等分にくし切り。
カマンベールチーズは上面の白いカビの部分を薄く切り取る。
*アパレイユを作る* C 全卵1個、塩一つまみ、生クリーム100gボールに入れてよく混ぜる。 使うまで冷蔵庫に入れておく。
直径24cmくらいまで伸ばしたらタルト型にふんわりと入れる。
タルトストーン(代わりに古米や豆でも)を載せて170℃で40分焼く。 タルトストーンを外してさらに5分焼く。
オーブンを180℃に予熱しておく。 中央にカマンベール、その周りに玉ねぎを置く。
くし切りにしたトマトを玉ねぎの上に並べる。 アパレイユを注ぎ入れる。
シュレッドチーズをトマトの上にかける。
180℃のオーブンで30~35分焼く。 焼きあがったら粗びきブラックペッパーをかける。
焼き立てはほんとにトロットロでドバっと流れ出てしまうので、少し冷めた頃が切りごろです。カットした瞬間、チーズがとろ~っと流れるので歓声が沸きますよ♪あふれ出たチーズを野菜などですくって食べるのもまた美味しくておすすめです(^^)
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。