今年大漁のホタルイカ。 産卵期に打ち上げられた海岸沿いが青く光る、これが「ホタルイカの身投げ」 富山の風物詩です。 ワイン蒸しにした数種類の魚介類の出し汁が合わさって短時間でも風味豊かで奥深い味わいになります。 ホワイトソースに潜ませたシャキッとほろ苦いホワイトアスパラガスが軽やかなアクセント。 この時期だけのクラムチャウダーをぜひ。
魚介類を入れたら、時間をかけず軽く全体に火を通す程度にすると、海老やあさりがプリッとした食感に仕上がります。 お好みで魚介類と相性のよいディルなどのハーブを散らすと彩りもきれいです。 バターライスやクスクス、キヌアなどを添えて盛り付けると春らしいワンプレートランチに!
あさりは殻をこすり合わせてよく洗いバットに入れ、3%の塩水(分量外)につけて砂抜きをしておく。 海老は殻を剥いて背を割り、背ワタをとっておく。 ホワイトアスパラガスは根元の固い部分3cm位を切り落とし穂先を残してピーラーで筋を取り、4cmぐらいの斜め切りにする。
⚫︎A バター10g、小麦粉大さじ1、牛乳300mlでホワイトソースを作る。 小鍋にバターを溶かし中火で小麦粉を炒める。 牛乳を2回に分けて入れダマにならないようにとろみが出るまで加熱する。 ※ゴムベラで鍋底を撫でるように混ぜるか、シリコン製の泡立て器だと混ぜやすいです。
別の鍋にあさりを入れて強めの中火で白ワイン蒸しにし、殻が開いたら海老、帆立貝柱、ホタルイカ、ホワイトアスパラガスも入れて軽く火を通す。
1を2に合わせて全体的に馴染ませる。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。