ポークソテーを焼く時、お肉がパサつきます。 パサつかない方法を検証しました。 ソースは時短で。材料を投入するだけの簡単ステップです。 手軽にポークソテーを楽しめて、 かつ豪華に見えるようにアレンジしました。
ジャガイモは香ばしい焼き目がついてカリッカリになるまで炒める。 焼いた肉を休ませることで、肉汁を落ち着かせることができます。 フライパンのこびりつきは決して洗わない。こびりつきを液体で溶かすと、良い出汁になる。(これはフレンチの基本的技法、デグラッセという。)
豚ロース肉は脂身と赤身の間に包丁の先を刺して切り目を入れる。裏側も同様に。塩 、白胡椒をふって10分ほどおく。
タイムの葉のみを使用する。葉は茎をしごいて取り外す。お皿にとっておく。ニンニクは薄切りにする。ジャガイモの皮をむき、2cm角くらいに切る。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ジャガイモを炒める。しばらく炒めて色づいたら、ニンニクの薄切りを入れて焼く。タイムの葉も入れて、塩、白胡椒をして柔らかく香ばしくなるまで炒める。バットにとっておく。
豚肉に薄力粉をまぶす。余分な粉は振り払う。
フライパンにオリーブオイルを熱し、強火でフライパンを熱くする。そこへ豚肉を焼く。すぐに弱火にして、表を2分間焼く。
ひっくり返して弱火で2分間焼く。焼けたら4分間休ませる
空いたフライパンで残りのニンニクを炒める。白ワインを注ぎ、タイムを入れる。フライパンにこびりついた肉の旨みを白ワインで溶かす。ケチャップ、粒マスタードを入れて少し煮る。
豚肉をフライパンに戻してソースを絡め、お皿に盛り付ける。ソースをかけ、ジャガイモのソテーと半分に切ったプチトマトを添える
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ヒラノ クミコ
ワインエキスパート&フランス料理研究家
ウィークデーは、 パパッと作れて簡単、 できるだけ保存の効く材料で作れるような、 そんな重宝するお料理を、 ウィークエンドは、 ワイン片手に 目にも舌にもおいしい時間。 そんなシチュエーションに ぴったりのお料理の数々を 載せていきます。 ご家族同士の楽しい夕べに お友達を招いておしゃれで美味しいひととき そんなイメージのお料理が必要でしたら、 覗いてみてください。 ル・ コルドン・ブルー料理課程修了 ワインエキスパート WSET中級