新じゃがいもの特徴を活かして、もっと美味しくいただこう!
通年出回っているじゃがいもは、完熟してから収穫し、一定期間貯蔵してから出荷されたもの。貯蔵することで水分が抜けてホクホクの食感になり、保存にも向いています。
一方、完熟前に収穫する新じゃがいもは、完熟じゃがいもに比べて水分量が多いのが特徴です。皮もしっとりしているため、長期保存には向いていません。
また、新じゃがいもの皮は薄くやわらかいので、皮つきのまま調理して食べることができます。下ごしらえはたわしで表面の汚れを落とし、新芽を取り除くだけ。
新鮮な香りと食感が魅力なので、茹でる・蒸す・焼く・揚げるなどの加熱をしてから、バターや塩こしょう、マヨネーズなどでシンプルな味付けにするのがおすすめです。
皮ごとでOK!新じゃがいもをまるごと楽しむおつまみレシピ4選
シンプルな味付けでうま味引き立つ!新じゃがいもの甘辛煮
下茹でした新じゃがいもに、砂糖・しょうゆ・みりんでシンプルに味付けした甘辛だれを絡めました。短時間でも濃厚な煮物風に仕上がりますよ。ごろごろと大きめにカットした新じゃがいもと“とろ~りてりてり”のたれが見た目にも食欲をそそる一品です。
【主な材料】
新じゃがいも
しょうゆ
砂糖
みりん
●詳しいレシピはこちら
『新じゃがいもの甘辛煮』
アスパラガスを加えて春らしく♪新じゃがいものアヒージョ
皮の食感を楽しむ新じゃがいもと、みずみずしい甘さのアスパラガスで作る春野菜のアヒージョです。新じゃがいもを電子レンジで加熱している間にほかの材料をカットして、あとは合わせてオイルで煮るだけなのでとっても簡単! パーティーやおもてなしにぴったりの、ワインに合う華やかな一品です。
【主な材料】
新じゃがいも
アスパラガス
ベーコン
にんにく
オリーブオイル
●詳しいレシピはこちら
『新じゃがいもとアスパラベーコンのアヒージョ』
間違いない美味しさ!新じゃがいものガリバタしょうゆ煮
新じゃがいもと鶏ひき肉をしょうゆと水で煮て、仕上げににんにくとバターを加えた“ガリバタしょうゆ味”の煮物です。バターが溶けたらすぐに火を止めると香りが引き立ちますよ。和と洋の絶妙なバランスと鶏ひき肉のうま味がたまらない、箸が止まらなくなる一品です。
【主な材料】
新じゃがいも
鶏ひき肉
しょうゆ
バター
にんにく
●詳しいレシピはこちら
『【コクうま】新じゃがのガーリックバター煮』
缶詰を使った時短レシピ!新じゃがいもとさばの味噌バター煮
じっくり手間と時間をかけたように見えますが、さば味噌煮缶を使っているので短時間で作れますよ。濃厚な味噌味にバターが加わりコクうま! お酒はもちろん、ご飯にも合うのであと一品ほしい時にもおすすめです。
【主な材料】
新じゃがいも
さば味噌煮缶
バター
●詳しいレシピはこちら
『【さば缶で時短】新じゃがとさばの味噌バター煮』
手軽に皮ごといただけて、どんな味付けとも相性が良い新じゃがいも。旬を迎えて美味しいうちにたくさん食べたいですね。新じゃがいもは、購入したら新聞紙に包み、風通しの良く直射日光が当たらない室内で保存して早めに使いましょう。新芽や皮が緑色の部分には「ソラニン」や「チャコニン」という成分が含まれていて、食べると苦味があるだけでなく、健康に悪影響が出る心配があるので、必ず取り除いてから調理してくださいね。
●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
甘みたっぷり!とろっとやわらか!新たまねぎ丸ごとレシピ
“生”で食べたい!旬の「春キャベツサラダ」いろいろ