夏はなすの美味しい季節ですね。蒸したり焼いたり炒めたりと、どんな調理法にも合うなすですが、今回はご飯がすすむ、こっくり美味しい麻婆なすの作り方を詳しくご紹介します。子どもでも食べやすいように辛みを抑えたレシピですので、豆板醤の量はお好みで調整してくださいね。また、麻婆なすの日におすすめの献立もご紹介しますので、迷ったらぜひ参考に。
基本の麻婆なすの作り方
【材料(2人分)】
なす 3本
豚ひき肉 100~120g
にんにく(みじん切り) 小さじ1
しょうが(みじん切り) 小さじ1
長ねぎ(みじん切り) 大さじ1
A甜麺醤 大さじ1と1/2
A豆板醤 小さじ1
B水 200ml
B鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
C酒 大さじ1
C醤油 大さじ1と1/2
C砂糖 小さじ2
酢 大さじ1
水溶き片栗粉 大さじ1程度
青ねぎ(小口切り) 適量
サラダ油 適量
【作り方】
【下準備】
水溶き片栗粉を用意しておきます。片栗粉小さじ2、水大さじ1が目安です。料理の仕上げに使いますが、最後に慌てないように最初に用意しておきましょう。
1.なすはヘタを取り除き、ひと口大の乱切りにします。
2.なすの表面にうっすらと片栗粉(分量外)をまぶし、余計な粉をはらい、160~180度の揚げ油できつね色になるまで揚げます。しっかりと油を切っておきます。
3.フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、豚ひき肉を入れて炒めます。肉の色が変わってポロポロとしてきたら、にんにくとしょうがのみじん切りを加えます。
4.3にAを加え、ひき肉になじませるようにして炒め合わせます。
5.Bを加え、煮立ったらCを加えます。
6.なすと長ねぎのみじん切りを加えて全体を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。仕上げに酢を回しかけて全体を混ぜ合わせたら完成です。
【ポイント】
少し手間ではありますが、なすを揚げてから加えることでなすの色がきれいに仕上がり、コクも増します。子どもでも食べやすいように、豆板醤の量を控えめにして、甜麺醤のこっくりとした味わいが楽しめる麻婆なすにしてあります。辛いのが好きな方は豆板醤の量を増やしてください。
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麻婆なすがメインの日のおすすめ献立
麻婆なすはご飯がすすむように濃いめの味付けにしてあるので、副菜や汁物はあっさりしたもののほうがバランスが良いと思います。今の時期ならではの、夏野菜を使った簡単な副菜と汁物をご紹介します。
【副菜】野菜もたっぷり!韓国風豆腐サラダ
トマトやきゅうりなどの夏野菜と豆腐を使ったヘルシーなサラダです。野菜もたっぷり食べられますし、ごまの香ばしいタレが食欲をそそります。
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野菜もたっぷり!韓国風豆腐サラダ
【汁物】とうもろこしのかきたま中華スープ
今の時期ならではの、フレッシュなとうもこしを使った中華スープです。スープ自体はあっさりしているので、とうもろこし本来の甘みが際立ちます。缶詰のコーンでもOKですが、手に入ればぜひフレッシュなとうもろこしを使ってみてくださいね。
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とうもろこしのかきたま中華スープ
いかがでしたか? 子どもから大人まで、家族そろって楽しめる麻婆なすをご紹介しました。旬の野菜の美味しさは格別なので、おすすめの副菜や汁物と併せて参考にしていただけるとうれしいです。
●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
・夏野菜の主役・なすをとことん楽しむ、がっつりおかず
・本当に美味しい麻婆豆腐|何度も作りたい定番レシピVol.1