これでパサパサのぶりは卒業!ぶりはしっとり、大根は超ジューシーに仕上がる、完成系。是非お試しを。
①大根の下処理 ②ぶりの下処理 ③煮込みで味を入れるな
「大根」コツ① なるべくなら茎がある方=青い部分を。こっちの方が根の方よりも多孔質で、かつ甘いので煮物向きです。
「皮から5mm内側」コツ① よ〜く見ると繊維の変わり目(維管束が走っている)が見えます。ここまで皮を剥いていきます。
「厚めに皮を剥く」コツ① 包丁でもいいし、ピーラーでもいいです。とにかく、繊維の変わり目まで。
「半分に切る」コツ① 面取りしてからで。
「目指すべき状態」コツ① こんな感じになったら...
「フライパンに並べる」コツ① なるべく平たいやつで。熱効率の関係です。
「米」コツ① フツーのでも無洗米でも。どっちでも問題ありません。なぜ米を入れるのか、理由は長くなるので動画で。
「水」コツ① かぶる程度。下茹で中も、とにかく頭が出ないように。乾くとパサパサになっちゃうんでね。
「下茹で」コツ① 必ず30分ほど。茹で上がったら、流水でヌルヌルを洗い流します。
「ぶり」コツ② 写真の右側2枚、腹身の方が圧倒的に美味なので、必ず腹身を買って下さい。左の背身だとパサッとします。
「熱湯」コツ② 量はテキトーで大丈夫。一応、写真では1Lちょい入ってます。
「料理酒」コツ② 大さじ3はあくまでも目安で。テキトーな量で大丈夫。臭み消しの目的です。
「目指すべき状態」コツ② こんな感じで4枚できたら...
「うろこを取る」コツ② ここで、皮に残っているうろこを取ります。煮物でうろこが入っていたら嫌ですからね。
「結構にごる」コツ② 写真を拡大して見てみてください。
「水」 量はざっくりで大丈夫。
「昆布」 なんでもいいんですが、高くてもいいならおすすめは羅臼。相性バッチリです。
「加熱する」 だしを引いていきます。ホントは冷たい状態で30分ぐらい置いておいた方がいいんですが、まあ、いいでしょう。
「目指すべき状態」 沸騰するまで加熱すると、昆布からぬめりが出るので、このぐらいの状態まできたら...
「取り出す」 ここで昆布を取り出します。
「下茹でした大根」 ここからようやく本調理。
「砂糖」 パサッ。
「料理酒」 アルコール系を先に。
「みりん」 これもアルコール系なので先に。
「醤油」 ここまでは基本調味料。
「タバスコ」 隠し味に。比較的甘い味付けなので、酸味と辛味が味をキュッと引き締めてくれます。なければ酢と一味唐辛子で。
「煮る」 まずは大根に味を入れます。
「目指すべき状態」 15分ほどでこんな感じになります。表面から5mm程度色付く程度に味が入ります。
「霜降りしたぶり」 ここでようやくぶりの登場。
「生姜」 生姜もこのタイミングで。長いこと生姜を入れていると、味が強く出過ぎるので。
「煮る」コツ③ わずか5分!これでいいんです。煮過ぎるからパサパサになるんです。
「寝かせる」コツ③ 生姜はここで取り出して。この後は例倉庫に入れて寝かせて。その間に味を入れます。
「完成」 マジでレベチの旨さ。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)