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大阪の味を全国のご家庭で。時間はかかりますが、3つの火入れの意味を理解すれば誰でも確実に本場の味に。
下準備
こんにゃく…ちぎって、下茹でしておく
にんにく…皮を剥いておく
生姜…薄切り
「牛すじ肉」 サシが多いものなら濃厚に。赤みが多いものならサッパリと。この辺りは好みで選んでください。
「沸騰させる」コツ① 肉の色が変わるまで加熱します。すると灰汁がたくさん出るので...
「灰汁を取り除く」コツ① この後洗うんですが、ここで灰汁取りしておくことで、より味がクリアになります。
「湯切りして食べやすい大きさに切る」 灰汁が取れたら軽く水洗いして食べやすい大きさに。生の状態より遥に切りやすいです。
「水」 今度は柔らかくするためにしっかり茹でるので、ここでも水はたっぷりと。
「にんにく」 皮を剥いただけのものを。風味づけのために入れます。
「しょうが」 皮を残した状態で薄切りにしたものを。これも風味づけ。
「鷹の爪」 大丈夫、辛くなるほどではないので。隠し味的に味を引き締めるためです。
「沸騰させる」 再び沸騰させて...
「茹でる」コツ② ここでは長時間の煮込みによってすじの成分であるコラーゲンをゼラチン化させます。
「目指すべき状態」コツ① よかったら1つ2つ食べてみてください。しっかり柔らかくなっているはず。
「にんにくしょうが鷹の爪を取り出す」 入れっぱなしだと、以降の調理で崩れてしまうので、ここで取り出します。
「脂を取り除く」 ここである程度脂を取って。そうすることで調味料の味がしっかり肉に入ります。
「こんにゃく」 どて焼きといったらこんにゃくも欠かせませんね。
「料理酒」コツ③ ここからは味付けに入るので調味料を入れていきます。
「みりん」コツ③ しっかりケチらず。
「和風だし」コツ③ めんつゆで代用してもOK
「醤油」コツ③ メインは白みその味なんですが、味にパンチを持たせるために少量入れましょう。
「煮込む」コツ③ ここからは味を入れるための煮込みです。焦げ付かないように水分はたっぷりを維持して。
「目指すべき状態」コツ③ こんな感じで水量はだいぶ減ります。
「白みそ」コツ③ ここからは仕上げの味付け。特に圧力鍋を使う場合、みそはとろみが出て危険なのでこの段階で加えてください。
「混ぜ溶かす」コツ③ 白みそは加熱してこうじ臭を飛ばしてなんぼ。ガンガン加熱してOKです。
「目指すべき状態」 味見をしてちょうどよければOK。足りなければ醤油を足して。
「完成」 是非、九条ねぎをかけてどうぞ。
①アク抜きの茹で ②ゼラチン化の茹で ③味付けの煮込み
レシピID:450721
更新日:2022/12/23
投稿日:2022/12/23
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