煮込み料理は煮ないで蒸す。これが分子調理学的な最適解。あなた史上最高の肉じゃがを約束します。
①肉に焼き色をつける ②煮ないで蒸す ③じゃがいもは後入れ
「サラダ油」 油を入れたら強火。
「十分に温める」コツ① 肉に焼き色をつけたいので十分に温めます。
「豚バラ肉」コツ① いわゆる"薄切り"のやつです。重なったまま5cm幅程度に切ったものを。
「バラさずに焼く」コツ① 全面に焼き色がつくまで焼くとパリパリになってしまうので、一部に焼き色をつけるためにバラさず。
「目指すべき状態」コツ① こんな感じで"片面だけに"焼き色をつけます。あとでバラけるので、固まったままでOK
「脂が出るので」 結構出ます。
「脂を拭き取る」 7割拭き取ります。脂には味が入らないので、味がぼやけるからです。脂を拭き取ったら中火に。
「玉ねぎ」 くし切りにしたものを。
「にんじん」 乱切りにしたものを。
「肉を上に」 地味ですが柔らかく仕上げるのに重要です。あと、重力で肉汁が落ちるので、風味を野菜が吸いやすくもなります。
「料理酒」コツ② 調味料は全部で3種類。余計な隠し味なんて必要ありません。
「みりん」コツ② ちなみに、調味料は全部同量。覚えやすいでしょ。
「めんつゆ」コツ② 2倍濃縮のものを使っていますが、3倍4倍の場合でも厳密に合わせ込まなくても大丈夫。
「蒸し焼き」コツ② 煮ないで蒸す。これが煮込み料理を優勝に導きます。詳しい理由は動画で解説しています。
「10分後」コツ② 蒸し時間の目安は10分。まだ玉ねぎもにんじんも食べるには固いぐらい。
「じゃがいも」コツ③ このタイミングで入れれば崩れる心配なし!絶妙な食感に仕上がります。因みに、おすすめはメークイン。
「再び肉を上に」 ちょい面倒ですが大事。
「蒸し焼き」コツ② ここからは15分。
「たまに混ぜて水を足す」コツ② 水分が少ないので焦げ付かないように3〜5分に1回、面倒を見てあげましょう。
「15分後」 各食材の食感はここでバッチリ。
「絹さや」 なければなくてもいいんですが、イロドリに。筋は取った状態のものを。
「蒸らす」 火は止めて蒸らします。これで絹さやの火入れ、じゃがいもへの味の馴染ませをします。
「完成」 材料は同じ、テクニックも不要、だけど圧倒的においしく作れる。これが分子調理学です。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)