webで人気の台湾カステラは18㎝の正方形型で卵を6個使うレシピが一般的ですが、より作りやすいレシピにアレンジしてみました。是非焼きたてのアツアツを味わってみてください。
台湾カステラというと焼成中にひび割れたり、焼きあがって型から外すと萎んだりしてしまうという方も多いはず。ひび割れを防ぐにはメレンゲを泡立てすぎないこと。そして保形性を高めるにはメレンゲと混ぜる直前まで卵黄生地の温度を40℃程度にキープしておきましょう。メレンゲを泡立てている間に、時々卵黄生地をかき混ぜて、熱が通り過ぎないように注意してください。
①型にオーブンペーパーなどを敷き、底と側面にホイルを巻いておく。 ②オーブンを140℃に予熱しておく。 ③40℃のお湯を用意しておく。
A 牛乳70g、太白ごま油35g、無塩バター35g、はちみつ20g、バニラエクストラクト小さじ1を鍋に入れ、沸騰直前まで温める。
薄力粉をボウルにふるい入れ、A 牛乳70g、太白ごま油35g、無塩バター35g、はちみつ20g、バニラエクストラクト小さじ1を注ぎ入れる。ホイッパーでしっかりと混ぜる。
メレンゲを作る。別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで軽く泡立てる。細かい泡が立ってきたらグラニュー糖を2回に分けて加えながら、すくい上げた時に柔らかいツノがお辞儀をするくらいの固さまで泡立てる。
型に生地を入れ、竹串で表面をグルグルとまわして平らにならす。上から数回落として空気を抜く。
型を大き目のバットに入れ、40℃のお湯を2㎝程度張る。
140℃のオーブンで50分焼く。焼きあがったらすぐに型から外し、オーブンペーパーを剥がす。
395665
こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。