炊飯器に入れる加熱時間(60〜70分)と漬ける時間(30分〜)は除く
炊飯器の保温効果で驚くほどしっとり柔らかく仕上がります。マーマレードジャムがない場合は、砂糖でも大丈夫です。(マーマレードジャムと同じ量だとかなり甘くなるので、同等の甘さで調整してください。また、その場合はつけダレの沸騰時間も少し短くしてください。) 紅茶は私はアーグレイを使いました。紅茶を使うことで、柔らかく、また鶏の臭みを消してくれます。
白ネギは白髪ネギにする。
鶏肉は全体の厚みが均一になるように切り開き(傷をつけるように)、A 塩小さじ1/3、マーマレードジャム小さじ1をすりこむ。(平らにすると巻くときに巻きやすいです)ラップの上に、鶏肉の皮目を下にして置き、太巻きの要領できつめにくるくると巻き、形が安定するように、ラップで4重にしっかり包む(両端は閉じない)。
1の鶏肉がかぶるくらいの熱湯を沸かし、炊飯器に注ぎ、(あれば)お好みの紅茶(ティーバッグ)と1の鶏肉を入れ、”保温”ボタンで60〜70分加熱する。(保温の高と低があれば、"高"にする。)
【漬けだれを作る。】鍋にB 醤油 、みりん各50cc、酒、米酢、水各25cc、マーマレードジャム60gを加え、3分煮立たせ、粗熱をとる。
1の加熱が終わったら鶏肉を取り出し、ジップロックなどの密閉袋に4のつけだれと1の白髪ねぎを一緒に入れ、空気を抜いて30分〜1日置く。(1日おいた方が味がしみて美味しいです。)
鶏肉を薄くスライス(輪切り)して器に盛り、漬けダレを少量かけ、白髪ネギを添える。
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北村みゆき
料理研究家
双子と年子の三人の子供を育てるフルタイムワーキングママ。 大学卒業後、大手食品メーカーに入社し、冷凍麺やチルド麺のマーケティング、商品企画や販促キャンペーンの企画・立案・実行までを一貫して行い、その後、料理研究家として独立。 マンツーマンの料理教室”レミュー”を主宰。 訪日観光客(外国人)向け料理教室”Beautiful Washoku Cooking”主宰。 ※英語でのレッスンのみ "お酒に合わせた料理"や"野菜を使った料理"が得意。