詳しく知りたい!コンビーフってどんな缶詰?
コンビーフは英語表記すると“Corned beef(コーンド ビーフ)”で、cornedとは「塩漬けの」という意味。つまりコンビーフとは「塩漬けの牛肉」のことです。
市販のコンビーフの製造工程を調べると、牛肉の脂身や筋などを丁寧に取り除いてから塩漬けし、やわらかくなるまで時間をかけて煮込んだら、さらにほぐして調味料で味付けされています。そのあと、密閉容器に入れて高温高圧の殺菌をしているため、常温での長期保存ができるのだそうです。
コンビーフは魚の缶詰と比べると少々割高ですが、手間と時間がかかっていますし、牛肉の原価を考えれば納得ですよね。
コンビーフはすでに加熱と味付けがされているので、そのまま食べるのはもちろん、炒め物やパスタなど加熱調理に加えれば牛肉がアクセントになって簡単にうま味アップさせることができます。
その場合、すでに塩分が含まれていることを考慮して、調味で使う塩はいつもより控えめに調整してくださいね。また、圧縮されたタイプが多いので、使う際には軽くほぐしてから調理すると食べやすく仕上がりますよ。
また、コンビーフに限らず、缶詰の開封後は必ず清潔な保存容器に移し替え、冷蔵庫に保存して2~3日で食べきるようにしましょう。
主食にもおつまみにも♪手軽で美味しいコンビーフ活用レシピ4選
じゃがいもとの相性抜群!チーズとろけるポテコン炒め
コンビーフと相性の良いじゃがいもで作る簡単おつまみです。レンジで加熱したじゃがいもを使うので、5分ほどで褒められおつまみができちゃいます。チーズとコーンも入れるので、大人はもちろんお子様とも一緒に楽しめる一品です。
【主な材料】
じゃがいも
コンビーフ
玉ねぎ
粒コーン(缶詰)
ピザ用チーズ
●詳しいレシピはこちら
『【褒められる♪簡単おつまみ】ポテコン炒め』
卵黄のクリーミーソースがたまらない!しめじとコンビーフのコクうまカルボ風
生クリームや牛乳を使わずに、卵黄で作るクリーミーなソースのカルボナーラ風のパスタです。茹でたパスタとしめじをソースで和えるだけの簡単レシピですが、コンビーフが入ることでうま味がしっかり感じられる満足度の高い仕上がりです。
【主な材料】
スパゲッティ
コンビーフ
しめじ
卵黄
粉チーズ
オリーブ油
●詳しいレシピはこちら
『【クリーム不使用】しめじとコンビーフのカルボ風』
手軽に贅沢風味!ビーフポテサラのホットサンド
とろ~りチーズがたまらない、食べごたえのあるホットサンドです。ホットサンドメーカーが無くても、トースターかフライパンで作れますよ。ポテトサラダはコンビーフのうま味と、粒マスタードのほんのり酸味の効いた辛味でリッチな味わいに。ホットサンドにしても絶品ですが、ポテトサラダとしてそのまま食べても◎。
【主な材料】
食パン
じゃがいも
コンビーフ
スライスチーズ
マヨネーズ
粒マスタード
●詳しいレシピはこちら
『【トースターorフライパンで!】ビーフポテサラのホットサンド』
おもてなしにおすすめ!コンビーフの簡単パテ風
加熱無しで混ぜるだけ! スピード調理のパテ風です。少量のカレー粉がアクセントになって、ワインなどのお酒のお供にもぴったり。作り置きもできるので、おもてなしの機会が増えるこれからの季節に覚えておくと便利な一品です。
【主な材料】
コンビーフ
玉ねぎ
クリームチーズ
マヨネーズ
カレー粉
●詳しいレシピはこちら
『【加熱なし混ぜるだけ!】コンビーフのパテ風』
コンビーフを手軽に取り入れられるレシピをご紹介しました。始めにご説明したように、コンビーフは基本的に牛肉のみで作られるのですが、馬肉を使った類似品もよく出回っています。馬肉を使った商品の使い方もコンビーフと変わりはありませんが、原料の違いから風味や食感の違いは多少あります。好みや用途に応じて選んでくださいね。(今回紹介したレシピはコンビーフに向けの味付けです。)
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