お気に入り
(146)
!表示はすべて目安です。詳しくはこちら
「おふくろの味」の代表、肉じゃが。 でも圧力鍋で作ると、煮崩れた! 味が染み込まない! 思ったより時間がかかった! というお悩みも多いもの。 そこで、そのお悩みを解決する基本のレシピをご紹介します。 圧力鍋で上手に作るための工夫がたくさん詰まったレシピです。 牛肉で作りましたが、豚肉でも同様に作れます。
※このレシピは、アサヒ軽金属「ゼロ活力なべ(赤オモリ)」を使用しています。その他の圧力鍋で作る場合は、加圧時間を0〜3分を目安に調整してください。(・120kPa以上…0〜1分間・80〜120kPa未満…1〜2分間・60〜80kPa以下…2〜3分間) ・じゃがいもは、しっかり水に晒してでんぷんを取ると、煮崩れしにくくなります。 ・お肉にしっかり味つけしておくと、水っぽくなりません。 ・加圧時間は、「ちょっと短いかな?」と思う程度で火を止めて、あとは余熱に任せ、加圧しすぎないのも、煮崩れさせないポイント ・味は冷めていく過程で染み込むので、火を止めた後少し余熱をおくのがおすすめ。 (電気圧力鍋で作る場合) 手順(3)で加える水を「50ml」に減らしてください。 加圧時間は、オートメニューの「肉じゃが」を目安にしてください。 オートメニューがない機種は、3〜5分で設定してください。
牛薄切り肉は、長ければ5〜6cm長さに切る。 糸こんにゃくは食べやすい長さに切る。 玉ねぎはくし形切り、にんじんは大きめの乱切りにする じゃがいもは皮をむき40〜50g程度に切り分け、しっかりと水にさらす(じゃがいもを水にさらしてでんぷんを取ると、煮崩れしにくくなります) スナップエンドウはゆでておく。
ポリ袋にA しょうゆ大さじ3、酒大さじ3、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を全て入れて、砂糖が溶けるまでよく混ぜ、 牛肉と糸こんにゃくを加えて軽く揉み込む。 ポリ袋の空気を抜いて口を結び、冷蔵庫で10分ほど置く。
圧力鍋に玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを入れ、 牛肉と糸こんにゃくを漬け込んだ調味料ごと全て入れる 牛肉をほぐして全体に広げて、水100mlを加える。
火にかけて、沸騰して圧力がかかったら、すぐに火を止める(ゼロ活力なべ 赤オモリ使用時) 圧力鍋によって加圧時間が異なります。1〜5分を目安に加圧調理してから、火をとめてください。 ・120kPa以上…0〜1分間 ・80〜120kPa未満…1〜2分間 ・60〜80kPa以下…2〜3分間 ※ちょっと短いかな?と思う程度で火を止めて、あとは余熱に任せて、加圧しすぎないのも、煮崩れさせないポイントです
圧力が下がるまで、そのまま余熱でしばらく待ち、圧力が下がったらふたを開ける。 煮汁に浸かってないじゃがいもをひっくり返して、再度ふたをして余熱で5分ほど置く。
器に盛り付け、ゆでたスナップエンドウをあしらう。
423438
さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
圧力鍋協議会公認・圧力鍋研究家。圧力鍋のプロ 圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰 元、調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。 その経験を生かして、圧力鍋の魅力や、安全な使い方、 圧力鍋の使いこなし術などをお伝えしてます。