大根は春の七草のひとつである「すずしろ」として古くから日本人に親しまれてきました。 養生食として、永く、根強く、伝えられてきたからこそ絶大な信頼を寄せる大根。 喉が乾燥した時は、蜂蜜大根をよく母に作ってもらっていたことを思い出します。 今回はスープ仕立てに。 冬の寒さにほっこりあたたかさをプラス。 大根そのものはピッタ性が強くでますが、オイルを馴染ませ熱することで安定します。 ヴァータとカファの沈静はもちろんのこと、今回の調理法ではピッタも落ち着くので全てのドーシャに良いでしょう。
大根を薄めに切ると、火の通りが速くなります。
昆布出汁を作る。 昆布を洗い、水と合わせて一晩置く。
大根をいちょう切りに切り、玉ねぎはスライスする。
お鍋にギー、塩、玉ねぎの順に入れて玉ねぎが飴色になるまで炒める。
大根を入れて、軽く全体を馴染ませたら昆布出汁を250ml入れ30分煮込む。(※残り50mlは水分が足りなくなったら加える)
白味噌を入れてミキサーで滑らかにしたら胡椒を入れて、必要があれば塩(分量外)を足す。
お好みでブラックペッパーやお花、ハーブを飾る。
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幸村亜美
◼︎ヨガ講師歴13年 ◼︎アーユルヴェーディックアドバイザー ◼︎フードコーディネーター ◼︎2児の母 家庭料理こそ、最古の処方箋。 私達の身体は食べたものから生成されます。 どのような食べ物を、どのような調理法で、どのような食べ方をするかによっても素材のもつエネルギーの還元率が変わってきます。 「食」を通して、家族の健康を守れるお母さんでありたく日々奮闘中。 ヨガとアーユルヴェーダの考えを通して長期的にみた心身の健康管理法をご提案致します。 どのようなものをどのように食べたら心身の健康を促すことができるのか?食から心身を整える為に食べものや食べ方のコツなども合わせて投稿していきます。