いわしと梅干しを一緒に煮た定番の煮つけです。お酒もご飯も進むしっかりとした味付けで、梅干しの酸味と風味で生臭さもなく、小骨も気にせずに食べられます。 長ねぎとしその薬味を添えると、さらに香りよくさっぱりといただけます。 一緒に煮た梅干しもおいしいので、ぜひ一緒に食べてください。
いわしを選ぶときは、目が赤いものは避け、身が青くつやのあるものを選んでください。 梅干しは減塩タイプのものを使いました。梅干しの種類によって塩分が変わると思うので、醤油の量を加減してください。 落し蓋をすると中で煮汁が対流し、煮汁が全体に回るので、必ず落し蓋をしてください。 あれば、昆布(だしをとった後のものでOK)を一緒に煮るとおいしくなります。
いわしは包丁の先でうろこをひく。 頭を切りおとして腹を切り、内臓をとって、血合いなどを手早く洗う。(背骨にそって血合いがあるので、きちんと取り除く) キッチンペーパーで水気をとる。(腹の中の水気もしっかりとる)
尾を切り、大きいものなら半分に切る。 小ぶりのものなら、半分にせず、斜めに3本くらい浅く切り込みを入れる。
いわしがちょうど並ぶくらいの大きさの鍋に、A 日本酒1/2カップ、みりん1/4カップ、醤油大さじ2、砂糖大さじ1と1/2、酢大さじ1、水3/4カップ、皮つきのまま薄切りにした生姜、あれば、昆布を入れ、梅干しは半分をちぎり、半分はそのまま入れて火にかけ、軽く温める。 いわしは、盛り付ける時に上になるほうを上にして並べる。(沸騰した煮汁の中に入れると皮がはがれやすいので、沸騰した中には入れないようにする)
強めの中火で加熱し、煮立ってアクが出てきたら、アクをすくう。 鍋のサイズに丸く切って真ん中に穴をあけた落し蓋をして、弱めの中火に落とし、煮汁が煮詰まるまで20分~30分煮る。
長ねぎは、外側の白い部分を千切りにして水にさらす。 しっかり水気を切り、千切りにしたしそと合わせる。
皿にいわし、梅、生姜、長ねぎとしそを合わせたものを盛り付ける。
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笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。