お豆腐の代わりに厚揚げを使った、野菜たっぷりの麻婆料理。 中火や弱火をうまく使うことで、煮崩れせずに綺麗に仕上がります。 コクのある本格中華の味が、家庭で楽しめますよ。 ご飯にのせて、丼にするのもオススメです!
・最初に入れる油はなんでも大丈夫ですが、仕上げにごま油を加えることで中華風の香りが引き立ちます。最初からごま油を使ってもいいですが、香りが飛んでしまうので、最後にも必ず入れてください。あればお好みでオイスターソースを加えると、さらに本格中華に。 ・葛粉を使う場合は必ず水を多めにして、弱火にしてから加えないと焦げやすいです。また、弱火にしてから3分ほど火を入れると滑らかになります。片栗粉を使う場合は最後まで中火のまま仕上げ、水溶き片栗粉を加えてとろみがついたらすぐに仕上がります。 ・お豆腐で作る場合は木綿豆腐を使い、湯切りしてから使うと煮崩れしにくいです。
大根、にんにく、生姜、ネギはみじん切りにする。 厚揚げは2cm角に切る。
中華鍋を熱して菜種油を入れ、弱火にして大根、にんにく、生姜、ネギを加えて大根がすきとおるまで木べらなどで炒める。
中火にして厚揚げを入れ、崩さないように木べらなどで炒める。厚揚げが温まったらケチャップと醤油を加えて全体に馴染むまで炒める。
再び弱火にし、小さめのボウルでA 葛粉小さじ1、水大さじ1をよく混ぜて加えて木べらなどで数分混ぜ、鍋肌からごま油を入れ、全体に馴染んだら火を止める。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。フルタイム勤務をしながら、副業で食関係のライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。火加減や調理法を工夫して、野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶお料理を目指しています。趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。