台湾のお土産でいただいた鳳梨酥(台湾パイナップルケーキ)の味が忘れられず、作ってみました。 ココナッツオイルを使っているので、さっぱりしながら、濃厚な味を楽しめます。 パイナップル餡の甘酸っぱくてとろみのある味わいは、クセになりそう! ココナッツオイルは、バターに変えても同じように作れます。
・パイナップル餡は先に作って冷ましておくと、生地がダレません。 ・時間に余裕があれば、生地をまとめてから冷蔵庫で30分寝かせておくと、生地のムラがなくなり、ダレにくいです。
オーブンは150℃に予熱しておく。
パイナップル缶詰は身を取り出して粗みじん切りにする。鍋に煮汁と共に入れ、中火にかける。煮詰まったら同量の水で溶いた片栗粉を入れ、木べらなどで混ぜてとろみをつけ、冷ましておく。
ボウルに薄力粉、アーモンドプードル、粉チーズを入れて泡立て器などでよく混ぜる。
ココナッツオイル、はちみつ、塩を加えてゴムベラなどでよく混ぜ、手でかたまりをほぐすようにする。
ポロポロになったら卵を加えて、ゴムベラでさっくり混ぜ、まとめる。
生地を12等分にし、丸めて平たくつぶす。1の餡は12等分にし、包んで四角く成形する。12個繰り返す。
クッキングシートを敷いた天板にのせ、150℃のオーブンで20分焼く。
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fujinoniji 越野美樹
1歳より新宿育ち。 大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、結婚後約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。娘の通う学校の事務職をしながら、料理教室&食ライター生活のシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。基本調味料で野菜の美味しさを引き出すおうちごはんが得意です。食材と調理法を理解すれば、苦手な野菜も美味しく仕上がるということを伝えたいです。 趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。 料理教室の生徒さんは、みなさんお料理に対する姿勢が変わった、家族が野菜を食べてくれるようになった、レシピを見ただけではわからない火加減や調理法がよくわかって料理の仕上がりが変わった、お腹いっぱい食べても元気に過ごせる、などと口々におっしゃいます。 旬の野菜を自分が食べたいと思う料理に仕上げること、野菜をよく見て切り方や調理法を考えること、素材によって火加減や水加減を調整すること。食材の選び方や、野菜を美味しく仕上げるためのちょっとしたコツなどをお伝えしています。